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企画者の思考法

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企画者の心得、企画の作法、企画者のマネジメントなどの記事を整理
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2021年4月の記事一覧

内省の時間は、黙々と手書きで頭の中の事を書き出す

私の業務はほとんどがプロジェクトワークだ。つまり定常業務はほとんどない。(定例ミーティングくらいかな)。 最近ではプロジェクトが同時多発的に発生している。関わっているプロジェクト(プロダクト制作に関わっている)から、さらに複数のプロジェクトが発生する。さらに講演会の話しが来たり、noteで書きたい事が沢山あったりと。ほんとやりたいことが溢れている。免許の更新にも行かなきゃ。 もちろんタスク管理とドキュメント管理はデジタル(スケジュールで自分の時間を確保し、ドキュメントフォ

企画のコアの部分は何か?を常に自分自身に問う

企画を考える時、最も難しいことは企画のコアの部分は何か?の特定かもしれない。 企画の贅肉、過剰な部分、応用的な要素。 色々な人の話を聞けば聞くほど、色々な意見を聞けば聞くほど、何か加えたくなる。言い訳としての要素を加えたくなる。 そこをグッとこらえてコアの部分の磨き込みに集中する。 「企画のコア」は何か?

制約条件を考えない人達、100点満点の企画を求める人達

皆にとって100点満点の企画は存在しない。どこかに目をつぶる部分は必要。それは予算か人員か目標数値か、つまり「戦略」って事ね。 企画のトレードオフの部分を指摘する人は多い。この指摘は簡単だから。 例えば中華料理コースの話し。 3,000円の中華料理コースにはフカヒレも北京ダックもない。 「フカヒレも北京ダック」も無いじゃないか!って指摘して、「フカヒレも北京ダック」もある10,000円のコースにしたら「高いじゃないか!」って話し。どちらの指摘も正しい。問題は「前提条件・制