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企画者の思考法

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企画者の心得、企画の作法、企画者のマネジメントなどの記事を整理
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#推薦図書

企画書の書き方

「企画書」とは何かを行うときや作るときに、自分の考えた内容を、実行に移すための具体的な計画を記載した書類のことを言います。1つのプロジェクトを行うには、たくさん準備をしなければなりません。 身近な例を挙げて「飲み会」を開くとしましょう。そのためには参加者、開催場所、開催時間、予算、会費、所要時間などを決めなければなりません。これらの具体的な内容を決めることを「企画」と言い、それを書面にしたものが「企画書」となります。 5つの心構え・基本は自分の作りたいものの形が相手に伝わ

「〇〇がない」は問題や課題を説明していない

「〇〇がない」は問題や課題を説明していない これは「外資系コンサルタントの企画力」の一節である。 「当社の課題は〇〇がないことだ」という場合があるが、これは言い換えれば「〇〇さえすれば問題点は解決する」ということだ。つまりは「手段」を表現している。 問題点の解決策は一意に決まるものでなく、いろいろなオプションがあるはずだ。「〇〇がない」という表現は最初から解決策を決め打ちしているものであり、議論の広がりを制限する要因である。 「〇〇の課題は△△がないことだ」と「△△とい

全体のストーリーを描けるか?

「良い問い」を創る。とは何か?を考えている。 「良い問い」を創る。の場のデザインについて考えている。 先日立ち上げたサイト『良い問いを創る。yoitoi.com』は、その活動のひとつ。「良い問いが課題を解決し、創造を加速する」というコンセプトで運営をしている。 良い問いを創る。yoitoi.comさて本日のテーマ「全体のストーリー」という話。 「全体のストーリーを描けるか?」と言う問い。 「博報堂スタイル」より マーケティングでは、全体を把握することと、何が一番問題な

大人げない大人のクリエイティビティを生み出す「おバカ」な力は、思いつく限りのバカ話を ひたすら言い合って、 ただただ笑うだけ。

10年程前に発売された成毛眞さんの「大人げない大人になれ!」という本は、今読んでも面白い。おそらくは私も割と大人げない方だからかもしれない。 参考までにamazonの紹介文はこんな感じ 【好きなことを、好きなようにやれば、成果は最大で、ストレスはゼロになる!】本書は、人生をクリエイティブで面白く生きたいひとを応援する本です。 なかでも私が一番好きなコラムは、大人げないアイデアを出す方法の話 chapter 2 大人げないとはどういうことか クリエイティビティを生み出