日記221214

藍の担任の先生に引っ越しを告げた。ドライな先生だと思っていたけれど、思った以上に驚き寂しそうな反応を見せたので胸が痛む。長い子は0-5歳まで通うこども園で、たった9ヶ月程しか居られなかった藍だけれど、大事にしてもらっていたのだなと改めて思った。

友人と電話をした。今は便利なアプリがあって、ログインしておくと都合のつく人が話に来てくれるものがあると最近教えてもらった。私はmocriを使っている。

この友人には先日の親との一悶着からずっと愚痴を聞いて欲しかった(友人からしたらまあまあ迷惑な話なので、最後にひたすらお礼を言った)
友人はオフラインで交流のある人達の中で唯一の毒親育ち仲間だ。毒親には複数のタイプがあって、身体的虐待、ネグレクト、過干渉などがある。私も素人知識に近いのでざっくりし過ぎているのは大目に見てほしい。
困ってしまうのが、受けてきた虐待のタイプが違うと、被害者同士でも意見が合わず争いが起きてしまうのだ。特に私のような「両親が離婚せず健在な過干渉型」の虐待は、他の被虐待児からは甘えと受け取られてしまう事が多いので相談もしにくい。私も両親が離婚した被虐待児、またネグレクトや搾取型の虐待を受けてきた人から攻撃されてきた。父親と母親が仲良くタッグを組んでこちらの自由を奪い締め付ける様は表向きには幸せな家庭にしか見えず、理解されない事がほとんどで、気のせいだとか愛されているんだから感謝してやれだとか、そんな結果に終わる。
そんな中でほとんど家庭環境が似ている友人は私にとっては貴重でありがたい理解者だ。唯一違うのは友人は親と絶縁した後、遺伝子を断つために子供は作らない決意をして、私は悩んだ末に子供をもうける選択をしたところ。でも、友人はそんな私を受け入れてくれた。
今日は先日の顛末を愚痴り、親の在り方について情報交換して、ついでに過去の教育虐待のトラウマで会食恐怖になり最近悪化してしまった事を打ち明けた。
会食恐怖は本当に厄介で、食べる事も外食の味も一緒に過ごす友人も大好きなのに、組み合わさると全くダメになってしまうのだった。
友人は体調が思わしくない中色々話を聞いてくれた。今回はホスト側だったとはいえ、話の主導権がほとんど私になってしまって恐縮だ。

転園を希望している園に資料を請求した。まず年少だけで4クラスもあるらしく驚く。そしてさらに定員ギリギリなのだという。夫の会社から最も近い幼稚園なので、転勤ラッシュの影響をかなり受けてしまうそうだ。おそらくその転勤ラッシュが年始付のものだと思われるので我が家は遅れをとっている。思ったより簡単では無さそうで焦る。東京の競争心に追われていた頃を少しずつ思い出さないといけない。

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