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2023年始まりは、2022年のバトンから  / 山田詠美の「つみびと」

先日の帰省での移動中に、山田詠美の長編小説「つみびと」を読みました。
小説の内容は、ネタバレになるので触れずにおきます。

精神科医・春日武彦との対談が掲載されていました。
その中で山田詠美が語った「他者の受難を自分の手柄にしてはいけない」。

これは他人事ではありません。
対談の流れから、山田詠美が意図したことと異なると思うのですが、
この部分が鋭く、貫いてきました。
これは、自分にとって見過ごしてはいけない。

「誰かの受難を自分の手柄にしていないか」

昨年、自分がトラちゃんへのハラスメントを止めたくて行ってきたことが、このように解釈されていなかったでしょうか。トラちゃんにも、周りのスタッフにも。
いえ、このような解釈となっても仕方ないのかもしれない。

誤解を避けようと躊躇していては、ハラスメントが止められない。
(実際にハラスメントを止める指導をしたのは、職場の「偉い人」だったのですが)

2022年に始まったハラスメント問題は、自分の中では収束していません。2023年はハラスメント、特に職場のモラルハラスメントを調べようと思います。

時々、きれいな花を愛でたりしながら。
今回は、オレンジ色の薔薇です。






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