見出し画像

発信

僕は一応お店の責任者という肩書きを頂いています。
いちプレイヤーとしての仕事に加え、新人教育や面接・講習の担当などといった仕事があります。

こんなやつが責任者で大丈夫かという声は聞こえないフリをしまして、ある時こんな事を訊かれました。

「面接してて、『こいつは売れる!』と思ったセラピストはいる?」

というものです。


結論から言うと、1人も居ないです。

というより「面接段階での判断は難しい」という表現の方が適切かもしれません。


まず前提として女風という業界は「出勤さえすれば稼げる」というものでは無いと考えるのがベターです。

大手の店舗さんの集客力がいかほどのものかは存じませんが、それでも待機するだけで予約が毎日バンバン入る業界なら誰もX(旧Twitter)アカウントなんか作ってないです。

男性用風俗でさえ飽和状態だといわれる昨今、特に"風俗"というものに対する警戒心もハードルも高い女性に指名して頂こうと思えば、兎にも角にも自分をアピールする必要があるのです。

つまるところ、こと女風に於いての売れる条件とは営業努力に依存する所が大きいということです。
そのため、面接の段階でどれだけルックスが良かろうが、コミュニケーション能力が高かろうが、女性経験が豊富であろうが、SNSや写メ日記での発信力を確認できないうちは売れると断定する材料になり得ないのです。

そう思えば、広義でいう口コミだけで収入が担保される時代なら味が美味いだけのレストランだって潰れないですね。京都に住んでた頃に通っていた定食屋さんが潰れたのを思い出してやるせない気持ちになりました。ネット時代め・・・。

話が逸れました、女風の話でしたね。

発信発信発信。あとはセルフブランディングと技術向上。

ひとしきり終わったらまた発信。一握の栄光は地道な作業の先ですね。

…僕の嫌いな自己啓発みたいな文章になってしまった。


かくいう僕もまだまだ偉そうに講釈を垂れていい現状ではないので更に発信頑張ります。世界中の全女性よ、早く俺に気づいてくれー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?