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「フロー」状態の中の金メダル:北口榛花の心理的勝利

陸上の世界選手権、ブダペストの舞台で行われた女子やり投げ決勝。

女子やり投げ決勝、ラストチャンスの6投目。4位と追い詰められた北口は自らに言い聞かせた。「私は最終投てきに強い」

 1投目でコロンビア選手が65メートル47でトップに。北口は1投目で右脚がつり、3投目の63メートル00から伸ばせないまま最終投てきを迎えた。「5投目までより高く」と意識して投げたやりは自己2番目の記録66メートル73まで飛んだ。「投げた後の記憶がない」ほど無我夢中で演じた大逆転劇。「つらいこともたくさんあるけど、今日だけは本当に世界で一番幸せです」。首に掛けた金メダルが誇らしげに輝いた。

北口榛花(25)(JAL)は最終の6投目で、逆境の中、自らに「私は最終投てきに強い」という自己効力感を維持し、66メートル73を投げ、4位からの逆転で金メダルを手にした。

心理学の視点から、こうした自己効力感の強さは、過去の成功体験や他者からのアフィーマティブなフィードバック、視覚的な成功のモデリング、身体的・感情的な状態から派生します。

北口は、試合中に起きた右脚のつりや3投目の63メートル00の記録を超えることができない状況を乗り越えるため、これらの要因を利用した可能性が高いです。

更に彼女の「投げた後の記憶がない」という言葉から、彼女が「フロー」とも言われる心理的な状態に達していたことが伺えます。

これは集中と没入の極致で、最高のパフォーマンスが発揮される瞬間と言われています。

また、過去の失敗を受けて拠点をチェコに移し、尊敬するコーチ、セケラック氏との練習方法の話し合いなど、彼女の意思の力が明らかです。

語学力を磨き、自身の意見をしっかり伝える姿勢は、彼女が自らの能力を最大限に活用し、外部環境を最適化しようとする姿勢を示しています。

北口の、高校時代からの10年間の経験と、自らの選択と努力が、前人未到の結果を生む原動力となった。

心理学的には、彼女の自己効力感や自己決定性が、彼女の成功を後押しした要因として考えられます。

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