見出し画像

医療福祉従事者のためのEQ活用術

こんにちは、メンタルウェルネスあおぞらです。

EQ(感情知能)とは、成果をあげるために思考と感情を効果的にブレンドする能力です。日本では、感情知能、感情知性、こころの知能指数と呼ばれます。それらは、4つの能力で構成されると言われています。

(1)情動の識別:まずは、自分自身や他者の感情を正確に識別することが大切です。自分自身が今どんな感情が沸き起こっているのかを感じて言語化する力です。また患者や利用者の表情、声のトーン、身体の反応などから感情を読み取ることが求められます。

(2)情動の利用:次に、感情を思考の促進に利用する能力です。感情が思考や行動に影響を与えることはよく知られています。感情を受け入れ、それを自分の思考や行動に取り入れることで、より良い成果を得ることができます。

(3)情動の理解:感情の働きについて理解する能力も重要です。感情には様々な意味や要因があります。自分に沸き起こる感情がどんなメッセージを発しているのかを読み取る力です。また患者や利用者の感情だけでなく、その背後にある要因や意味を理解することで、より深いコミュニケーションが可能となります。

(4)情動の調整:最後に、自己の感情を適切に調整し、患者や利用者の感情に適切に対応する能力が求められます。ストレスや感情的な負荷がかかる状況でも冷静に対処し、他者との関係を円滑に保つことが重要です。

これらのポイントを意識して、日々の業務の中でEQ(感情知能)を高める努力を続けてください。感情知能が向上することで、より良いサポートやケアを提供することができ、医療福祉の分野での成果をさらに高めることができるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?