【今やっていることの価値】

ねむたです。

私はいま、人材育成機関を作っています。
どんな生まれ、からだ、見た目、であっても、人生、できるだけ楽しく生きるための、「人生の学校」をつくっています。

今回は、それを作るに至った経緯を話します。

私は、母子家庭の出身です。
父親は、私が生まれてすぐに事故で他界しました。
上に二人兄がいますが、兄たちとは父親が違います。
そういう家庭でいろんなものを見てきました。

1番目の兄は、幼いころに両親が離婚した経験から、愛着障害があるようで、金銭トラブルが絶えませんでした。毎日家に闇金から電話が鳴り響いていた時期があります。現在も、金銭的トラブルはあまり直っていないようです。
2番目の兄は、父親からネグレクトを受けていました。その自分が受けた傷は、大人になって、父親と同じことを繰り返していました。こちらも金銭トラブルが絶えません。

私は、唯一父親が違う上に、兄たちとはたいへん年が離れているのもあって、何故か、色々と救われることが多々ありました。元々勉強が好きで、負けず嫌いな性格をしているので、自分の力で推薦を勝ち取って、大学にも行けました。学費はほぼ免除してもらっているので、一応そこだけは自力でした。でも、身体が大学生のときまであまり強くなく、バイトはできなかったので、日々やりくりをしていました。

兄たちを見ながら、ずっと疑問でした。「どうして彼らは負の連鎖のなかに巻き込まれてしまったのか」と。
どうして抜けられなかったのだろうかと。
彼らは、ちゃんと社会で活躍できるだけの能力を持っているように思いました。たしかに、1番目は高卒、2番目は中卒です。でも、1番目には機械工学へのあくなき探究心、2番目は誰からも愛される人の良さと営業力がありました。
でも、二人はそのいいところを生かすことができていません。

なぜ?

答えは簡単です。「誰も、人生において大事なことを教えてくれる人、また、どんな身分・地位であっても這い上がれる勇気をくれる人がいなかったこと」でした。
母子家庭の人間は、母子家庭を繰り返します。虐待を受けた人間は、虐待を繰り返します。何故か。「その世界しか、知らないから」です。そこから、手を差し伸べてくれる人と出会う機会も、ほとんどないのです。
それから、自尊心も大変低く、「自分なんて何もできない人間なんだ」と思っている人が多いと言われています。

だから貧乏は一生貧乏。負の連鎖は続く。

私は運よくいろんな人に助けて頂いたけれど、それでも父親がいなくて悔しい思いも、貧しい思いもしました。

だから、やらなきゃと思った。
どんな人でも、上に這い上がれる知識をつけて、人生、もっと楽しくするための場所、世界を作らなきゃと思いました。
生まれがいいからうまくいく。生まれがわるいからうまくいかない。体のパーツが足りないから普通じゃない。発達障害を持っているからダメなんだ。

そんなの、あってはいけないし、なによりも悔しすぎる。
悔しいだろ。絶対。

「負の連鎖」を止める場所を作らなきゃって。

そのためには学びが必要です。あるWSでお世話になったプロデューサーが私と似たような思いを持つ人間でした。
彼もいろんな大変な思いをしながらも、起業したり、あと、メディア業界にいた経験もあり、今はその知識を講師として役立てています。
女優さんや俳優さんのサポート、また、起業家のサポートなどをやってきた人材育成に関してはエキスパートの方です。
その方に講師として協力していただいて、今、教室としてスタートしました。
今は共に「命を懸けよう」とやっています。

私はほんと、まだまだ経営とかいろんなことに関して未熟者です。毎日なにかしらの失敗をしています(笑)でも、やっぱり、来てくれる人にはたくさん貢献したい。

自分も、幸せにしたい。

もし、来てくれる人がいたら私はその人たちに大きくたくさんのことを還元できるようにしたい。今はまだ小さいけれど、それでも、必ず。
今は俳優さん志望の子、起業家志望の子、色んな人がいて、その人たちにやっぱり還元したい。いろんなことを。

ただ、きれいごとだけでは生きていけない。もちろん闇の部分だってたくさんある。

でも、絶対やらなきゃって思うからこそ、
続けられます。

そして、
もし、応援してもらえるなら、嬉しいなぁとも思います。

まだ、WEBなどを出していないので、
きになるなぁ、みてみたい、という方は、
twitter:@nemutamisa か、
3sa.shiraishi@gmail.com
までご連絡ください。

ねむたみさ。

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