旅先の四国、「潮騒が聴こえるぞ」と言われて窓を開けた。しおさい。普段の生活ではあまり使わない言葉だ。むかし暮らした東北の港町では、それを「潮鳴り」と呼ぶ。

十五夜の月が、海上に一本の光の通り路を作っていて、夜の海のそこだけが明るい。朝には昇ってくる太陽で一面が真っ白になっていた

本を買ったり、勉強したりするのに使っています。最近、買ったのはフーコー『言葉と物』(仏語版)。