ちょっとした小説論

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●小説ってのは、主人公たちに、
なんらかの『状況』をぶつけてやればいいだけのこと。
抜き差しならない状況に出会った主人公たちが、
その状況に対してどういった行動をし、
どういった発言をするか、というのが小説の本体。
形式も文体も自由。


●ドリフの大爆笑の『もしもこんな~~があったら』シリーズはとても小説的である。
なぜなら小説が描くべき世界というのは、
のっぴきならぬ『if』の世界だからである。


●小説というのは「対話」だけでも実は成り立つ、ということ。
室生犀星の『蜜のあはれ』は極端だが、
ドストエフスキーの作品にしろ、
武者小路実篤の作品にしろ、
サローヤンの『パパ、ユーアクレイジー』にしろ、
くまの子ウーフシリーズにしろ、
ルイス・キャロルの作品にしろ、
「対話」がメインなのである。


●そして、星新一作品(全部ではないが)のすばらしさは、
くだらないもったいぶった前置きがなく、
サクッとなんらかの状況にぶつかったり、
サクッと会話がはじまるところである。

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