全ては本来純粋なるもの

それは生まれたての
赤ちゃんのような
純粋無垢の存在

そして
純粋であるが故に
傷つき閉ざしてゆく

本来考えるべきことは
皆同じであるはずが

そこに至るまでの
山積みの資料のような
人生の海に
溺れてしまう

本当は考えるべきことは
少ない

山積みの資料に
夢中で取り組んでいる間にも

刻一刻と
蝕まれているものがある

それが現れだしたら
私たち人が
積み上げてきたものなんて
一瞬で消える

何がそうさせようとしてる？

ここまで見て見ぬふりを
してきた
ひとりひとりの心が
そうさせる

人はいるけれど
孤独であり
物は溢れかえるが
満たされない

そんな人の心が
〝現象〟として外側に〝現れ〟だしたら
止めるのは難しい

だから
〝今〟がとても重要なんだ