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【映画感想】ある閉ざされた雪の山荘で。

こんばんは。

今日は、朝イチで観たかった作品を観てきました。

東野圭吾さん原作の「ある閉ざされた雪の山荘で」です。

概要はこちら。

東野圭吾の小説を原作に描くサスペンス。大雪で外部との接触が断たれた山荘という設定の空間に集められた7人の役者たちが、実際に次々と姿を消していく。監督などを担当するのは『宇宙人のあいつ』などの飯塚健。『あまろっく』などの中条あやみ、『笑いのカイブツ』などの岡山天音のほか、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵らがキャストに名を連ねる。

オーディションに合格した男女7人の役者が、早春の乗鞍高原のペンションに集まる。大雪に見舞われ、孤立した山荘が舞台の殺人劇という設定の舞台稽古がスタートするが、現実の世界でも一人また一人と参加者たちが消えていく。これは本当に芝居なのだろうかという疑心が、やがて役者たちの間に生まれていく。

シネマトゥデイより

以下、ネタバレあります。



原作は未読なので、あくまで映画だけの感想です。オーディションと称して7人が集められ、そこで設定として“閉ざされた雪の山荘”で全く外部との連絡が取れない(携帯は預けてあり、使ったら敗退)環境である出来事が起きていきます。

そこを脚本なしで、キャストがどう演じるかを監視カメラで見られた状態での3日間生活。

1日経過するごとに1人死んでいき(実際に殺人は起きていないけど)犯人は誰なのか?と互いが互いを疑います。

このオーディションに落選したが、演技がずば抜けていた人物がキーマンとなり、結局は復讐を成し遂げているはずだったけれど、それさえも実は演出で、実際は誰も死んではいないし、復讐は成し遂げられない。

殺人もリアルじゃないし、トリックも浅いし、そもそも離脱しようと思えばいくらでも出来る。役が欲しいというだけで、自分が殺されるかもしれない恐怖に勝るものってあるのかなぁ?と、そこは疑問でした。

それにキーマンの演技が、過剰すぎる気がしたのは私だけでしょうか?もっとナチュラルで上手いはずなのですが。

他の方のレビューを見ると、脚本が酷いというのが散見されましたが、原作を映像化するのは難しかったと言うことなのでしょうか?

個人的には、間宮さんも岡山さんも戸塚さんも好きな俳優さんなので、演技上手いなぁと思って観てしまいました。

劇場ではなく、サブスクで充分な気がします。来月は「夜明けのすべて」公開。原作、面白かったのでとても楽しみです。

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