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【エッセイ】正論が全てではない。

こんばんは。

今日は母の通院日だった為、希望休みでした。病院から帰宅すると、父親が

「隣に文句を言ってやった」

と息を巻いて、玄関まで出てきました。

隣というのが、全く雪かきをしない人で、自分の車もその周りも雪だらけで、私は自分の駐車場に駐車するのに、バックで結構な距離を進まなければ止められない状態。

普通に頭から進むとその人の車の周りにある雪でバックで駐車出来ないんです。

雪が降る前も、大きい車なのにバックで駐車した時に、後ろまで止めないので、駐車場から頭が出ている状態で、これまた私が止めずらい。多分、その車の右隣の車は軽自動車なので更に止めずらいと思いますが、とにかく共用部分への認識が違う人です。

以前、その件で父親はその人に勝手に文句を言ったようなのですが、その人もその人でバックモニターが付いているのに、ちゃんと止められないと言ったようで

”じゃあ、そんなデカい車にならなければいいのに。運転が下手だったら、身の丈にあった車に乗れば?”

と心の中で思ったし、車は傷だらけなのであまり運転自体も上手ではないのかもしれません。

今回、雪かきをしないことについて、また言い訳をしたそうで、雪かき用のスコップが壊れたと。車で出掛けていたのに、スコップは買ってこなかったようで、それもどうなのよとは思いましたが、何度も文句を言う父親もどうなのよと思っていました。

もし、その相手は変な人(既に私の中では変な人ですが)で文句を言われた腹いせに刺してきたらどうでしょう?可能性がゼロではない話です。相手がどんな人かなんて、知らないのですから。

では、管理会社に電話してあまりにも文句を言ってくるので退去するように言って欲しいと言われたらどうでしょうか?

こっちが、困る話です。

私は常々思うのですが、正論が必ずしもいいかと言われればそうではないのです。父親の言っていることは、私からしたら至極全うなことですが、ちゃんと聞き入れる相手だったとしたら1度注意されている時点で、ちゃんとしているはずです。

それが、今回もということは、その人にとってはそれは納得できることではないのだと思います。

父親は昔から、そういう自分の正論を後先考えずに言うクセがあります。それで何度、会社で問題になりクビになり、無職を繰り返したか分かりません。

60後半になっても、未だに同じことを会社で言い、1度クビになっています。その次の会社では、上の人と意見が合わず、また文句を言い結局そのまま退職しました。

そして、今の会社でパートとしてお世話になっていますが、そこでも1度退職させられるんじゃないかという事案がありました。それも、言った言わないという水掛け論で、上の人からわざわざ電話をもらったのに、喰ってかかる始末。

よく、クビにならなかったなぁと思います。その度に、私は自分の感情だけに任せていってはいけないと言うのですが、俺は悪くないと。

悪いか悪くないかではなく、その会社で働き続ける気があるのであれば言っていいか否かの話なのですが、そこが汲めないんですよね。

明日、管理会社から電話が掛かってくるんじゃないかって、ちょっとビクビクしています。

この家を出ていけって言われたらどうしようって。

だから、もうその人とは喋るなと伝えましたが、俺は何も間違ったことは言っていないとブツブツ言っていたので、間違ってはいないし、気持ちは分かると伝えましたが、すごい目つきで睨まれましたね。

全然若い頃と変わってないんですよね。本当に困ったものです。

自分の正論なんてものを振りかざしたところで、何もいいことはありません。相手に理解する脳みそがない場合、言う時間さえも無駄だと思っています。そこまで割り切らないと、正直やってられないです(笑)

もう少し、社会に溶け込める人生だったらよかったんですけどね。早く老害は去って欲しいものです。

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