「事実」を受け入れる力

『天才たちの未来予測図』(マガジンハウス新書)を読んでいたところ、
小児精神科医の内田舞先生が最後に「事実を受け入れる力=ラジカル・アクセプタンス」について書いていました。

これぞ、私が身に付けたかった力!最近意識していたこと!とびびっと来たので「事実を受け入れる力=ラジカル・アクセプタンス」について書きたいと思います。

同書によると、「ラジカル・アクセプタンス」とは起きた出来事を良いか悪いかの判断をくださずにそのまま受け入れていくことだそうです。

偶然にも最近意識していた考え方だったので、自分に当てはめて考えてみました。

■ラジカル・アクセプタンスを取り入れる前の私
病棟の患者さんの急変が重なると、「大変、手に負えない」という気持ちになり、冷静に判断ができない。また、過剰なストレスを感じる。

■ラジカル・アクセプタンスを取り入れた後の私
まずは「病棟の急変が重なった。」という事実を受け入れる。また、対応できる自分のキャパシティには限りがあることを受け入れる。
→①誰かに一部の仕事をお願いする or ②優先順位をつけて仕事をする。

また、日常生活のストレスも減ります。
■ラジカル・アクセプタンスを取り入れる前の私
1日の予定がスケジュール通り進まなかったり、飛び込みでやることがあるとストレスを感じる。

■ラジカル・アクセプタンスを取り入れた後の私
スケジュール通り進んでいないという事実を受け入れる。スケジュール通り進まない原因を考える。原因が解決可能でない場合にはそのことも受け入れる。

最近、物事に関してこうありたい、こうであってほしいという固執が強いことに気が付きました。スケジュール通りに進めるにはよい面もある一方、想定外のことが起きたときに、自分自身にストレスをかけてしまう面もありました。「まずは事実を受け入れる」ことを意識してみると、かなりストレスも減ったように思います。

もし、想定外のことが起きたときに過剰にストレスを感じる方がいたらぜひ試してみてくださいね♪





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