金なし、コネなし、経験なし(事業領域)でも、3年間事業を続けて来れた理由


2019年6月末でおかげ様で、3期目を終えることができました。弊社の事業であるINOBER、適職診断NAVIも大幅に事業を拡大することができました。

3期目は黒字化に成功し、1期目、2期目の赤字額を相殺できるレベルの利益を出すことができ、自信を持つことができました。

今振り返ってみると、起業してからの3年間は、「無理だ」とか「できない」などの批判的な言葉との闘いだったと思います。

以下は実際に投げかけられた言葉です。

【INOBERを開発する前】
心理学の学位も持っていないやつが適性検査を作れるはずがない
母数団が集めれないから無理!

【INOBERをリリース後】
〇〇大学の著名な教授の監修がないから、信用できない
東大卒でもないのに、あなたの作った適性検査を誰が信用するのか?
コレは売れない
誰にも広めたいとは、思わない

「拒否される」、「実績が得られない」、「認められない」など、心が折れる場面を色々経験しながら、少なくても3年間事業が続けられたのは、「純粋に適性検査が好きだったから」だと思ってます。

適性検査の中には、「不適正検査スカウター」という不適合者を見つけるサービスがあり、多くの企業で使われています。

しかし適性検査は、選考のタイミングで、不適合者を省くだけのものではなく、人の潜在能力を最大限に発揮させたり、メンバー同士の相性の良い組み合わせを実現させ、組織の力を最大限発揮させることにも用いることができるはずです。そのような想いで、「INOBER」と「適職診断NAVI」の事業を行なっています。

ひたすらプロダクトを作る日々  2016.4〜2016.12


2016年4月から約2ヶ月間、プログラミングスクールTECH::CAMPに通って、HTML、CSS、Ruby、Ruby on Railsを学びました。

当時のTECH::CAMPは、朝10時から夜10時まで、教室が開いていたので、ほぼ毎日朝から夜遅くまで、渋谷にあるTECH::CAMPに通いながら、プログラミングをしていたと思います。

自分より10歳ほど年齢が若い学生メンターを捕まえて、「この機能を作るために、どうすれば良いですか?」と質問攻めにしていました。

2016年7月に会社を設立し、日本政策金融公庫の創業融資で500万円ほど借り入れをし、その資金で、自分の作ったプロトタイプをさらに ブラッシュアップさせるべく、120万円かけて、オイアクスという会社に開発をお願いいたしました。

オイアクスと自分、そして、TECHH::CAMPで出会ったM君と一緒にひたすらプロダクトを作り、2016年12月にやっとの想いでβ版をリリースすることができました。

※下記はリリース当初のサービスのランディングページです。

ユーザー獲得に大苦戦 。キャッシュが燃えていく日々  2016.12〜2017.12

β版をリリース後、ユーザーの獲得に苦戦しました。

プロダクトを改善するために、実際に使ってくれるユーザーの生の声が必要で、ほとんど人脈が無い状態で、使ってくれる企業を探すのは大変でした。

当時は、人事担当が集まるセミナーに積極的に参加して名刺を配りまくり、「無料でも良いので、使ってもらえませんか?」と頼みこんでいました。

しかし、残念ながら、個人に対しても、会社に対しても信用がないもののサービスは、たとえ無料でも使いたいと思わないが現実です。なかなか使っていただける企業はありませんでした。

また、当時はコンサルや人材紹介、受託開発などをやらず、自社のプロダクトを開発するだけなので、ほぼ売上が0でした。

月間の売上が0なのに、月60万円のペースで現金が無くなって行きます

自分の給与を最低限にしても、業務委託などの人件費と開発費、借り入れによる返済でキャッシュがどんどん燃えて行きます。

ちょうどこの頃に投資家(ベンチャーキャピタル)を回っていましたが、ほとんど良い返事がもらえず(もしくは相手にされない)、資金もピンチでどうしようも無い状態でした。

※当時の自分はこんな状況 

徐々に見えてきた光明 2018.1〜2019.6

会社の資金は銀行の返済も含めて1年も持たないし、デッドでもエクイティでも資金調達は不可能。このまま、売上が上がらない場合は、受託開発やコンサル、営業代行などをやるしかないと真剣に考えてました。

ところが、2期目の2018年1月頃から、適職診断NAVIの利用者が増えたため、診断後に広告を設置し、マネタイズに成功。

また、INOBERに関しても、オウンドメディア効果もあり、広告費0の状態で、ランでイングページからインバウンドでの流入で、顧客を獲得。さらに顧客からの紹介により徐々に広まっていき、月2〜3件のペースで有料で導入を決めていただける企業が増えて来ました。

絶対に無理だと思っていた、上場企業でも数社導入が決まり、しっかりとキャッシュフローが回るようになり、1期目、2期目で色々もがきながらも、実施してきた、プロダクト改善の効果が現れてきました。


次のステージへ 2019.7〜

主力事業であるINOBERをさらに広めるために、組織を作っていきます。そのためにまずは、仲間を増やして仕事ができる場所を作るため、正式にオフィスを借りる事にしました。2019年9月1日からシェアオフィスからこちらに移転します。 マンションの一室で狭いですが、Max 5人くらいは入れると思います。   

東京都豊島区東池袋3-8-5 パレドール池袋906号

また、営業やカスタマーサクセス、エンジニアなどの採用も進めて行く予定です。

新しい事業も現在考えており、領域としては、「介護」「引きこもり」この2点で何かできないかと思ってます。

上記のような様々な困難やピンチに見舞われながら、三年間事業を続けられたのは、「適性検査が好きだった」からだと思います。

現段階では、会社を上場させたいとか、従業員を1万人にしたいなどの願望もなく、とにかく少数でも熱狂的に支持してくれる事業を作っていきたいと思っています。

NIKEやApple、ディズニーのように世の中から愛されるプロダクトを作っていきたい。

これからも、引き続き、応援のほどお願いいたします。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

10

Yamada Kunio

株式会社Meta Anchor代表取締役� 適性検査に関わる事業をしています。noteでは主に組織や採用、経営について発信していきます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。