バンドというのは本当に不思議なもので、思いもしない出会いや別れに溢れているものだなぁ、と。

いまだに思い返すのはmochimochiというバンドのことで、2013年くらいまで活動していたのですが、そのうちにベースボーカルが別バンドの活動にシフトしていき、自然と集まらなくなりました。結局、自然と集まらなくなる程度と言われればその通りなのですが、やっぱりなにか置き残してしまった思いもあって、mochimochiのことを思い返して考えることがよくあるのです。

そんなときに思いついたのがこの曲「すれちがうものじゃないか」です。要約してしまうと、一期一会を大切に、ということなのですが、バンドのことを考える自分に言い聞かせているのでしょうかね。

この曲ははじめ、現在活動しているバンドPAPAbrioにもっていったのですが、イマイチハマりませんでした。やっぱり長い曲はセットに入れにくいですね。もうちょっと短く作ることもテクニックのひとつだなぁと思います。

まぁ、あとはシンプルな演奏でまとめようとしたので、歌い手にとってはよくても、バックで演奏するほうにとってはあんまり面白くないのかなぁと。想像ですが。

そんなわけで、1回ライブでやったきり、バンドからは見向きもされない曲となりました。とはいえ、私は好きなので、形にして残しておこうかなぁという次第です。

元々、PrinceのPurpleRainにインスパイア、というか、まんまで作ったので、最後はもう、まんまアレです。のですが、ずっとバンドが鳴っていると単調だなぁと思い、弾き語りでスタートすることにしました。

というわけで、4:15まで我慢できるかどうか。そのあとの世界はすごいかも。・・・結局、聴き手にも我慢を要求する曲になってしまいましたね。

ギターと歌はマイク録音して、その他はGarageBandで作りました。本当にGarageBandの音源ってめちゃくちゃ音良いなぁと思います。恐るべし。

最後にもう一言、いちどは4:15まで我慢して聴いてみてください…！