ビリギャルの人が燃えてる。親ガチャ環境ガチャとは…

先日Xでビリギャルの人が炎上(?)してた。

わたしはこの物語に当時から違和感があり、先月思い返したようにビリギャルについての思いをアメブロに
綴ったところで、その矢先にご本人の発言が炎上していて「あ、やっぱりな」と憶測が色々確信に変わった&同じように違和感を抱いていた人はたくさんいるんだなと再認識しました。

アメブロに書いた文章の転載になりますが、もし良かったら読んでみてください。

本当に本当にいきなりどした?なんですが、
ビリギャルという物語をご存知でしょうか…。

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話というキャッチフレーズのあのお話。知らない人はググってみて下さい。


そもそも塾の宣伝だとは散々言われてますが…
結論から言うと私この話に違和感MAXで、
なぜならこの主人公、
中高一貫校の私立に通われてるんですね。
…この時点で超恵まれてます。
(良い事ですよ!)

大前提として中学受験が可能で継続できる家庭なんですよ。
(これが難しい家庭がどれだけあるか。金銭的にもだけど親に知識がない、教育に興味がないのでそもそも選択肢にすらないetc...)

更に通われていた私立中学校も進学校との事。
程度にもよるし極端かもしれませんが、進学校の中のビリはリアルタイムで底辺高のトップになれる可能性もあります。

例え怠けた事で成績が下がっても本来ある学力や地頭があるのとないのでは全く違うのです。
 
あとお母さんもちゃんとした方のようです。
この方のお母さんの子育てスタンスに
子供には失敗しても許される環境を与える
と語られていましたが共感ですね。

つまりは第三者から見た時明らかに裕福な家庭でそれなりの環境を与えられてちゃんとした親御さんがいて、、

著書のレビューに

親の金で私立中学に入り、それから高2の夏まで怠けてて、そこからまた親の金で塾に通わせてもらって、大学受験したってことですよね。ただのわがまま娘のお話だと思います。

とありましたがまさにこれです。
このお話が好きな人、ごめんなさい。
でも私はそう思ってしまったし、
実際そうじゃないでしょうか。

世の中は「平等」ばかり叫ぶし格差について見て見ぬ振りをするけど実際生まれながらに格差は絶対あるし、その時点でスタートダッシュが違う。

その辺の事実をすっ飛ばして

環境は関係ない!

親ガチャとか言うな!

と言う綺麗事にはうんざりしています。
(※別にこの本がそう言ってるわけではないです)

とにかくこのビリギャルさんは本人の努力はもちろんあるけど恵まれた環境があったから自身が怠けても復活できたんだと思います。

親がヤバい、周りの環境もヤバい、その上で子供が堕落したら復活はまぁまぁ困難ですよ。
それに堕落の度合いだって違う。
ビリギャルに出てくるような夜家に帰らず遊び呆けるとか成績が落ちちゃった、なんかでは済まない。
学校に登校してるだけ全然マシ。

裕福な家庭でしっかりした親御さんがいる、
身を置く学校は進学校、
学びたいと思ったら高額な塾にも通える

このバックグラウンドがある事自体が
子供の可能性や進路の選択肢を広げてるのです。
誰でも本人の意識と努力だけでビリから這い上がれるわけではない。

本来ある環境によってイージーモードとハードモードが存在する
という事を大きな声で叫びたい。

結論、子にとって環境は重要
です。

とは言っても100%コントロールは無理だし運もあると思います。でも何となくのベースくらいなら作れる。

そのベースの形は家庭や親の考えそれぞれだし答えはない。そして私が辿り着いたのが今のこの形です。

色々旅する

なるべく多くの時間を自分の生まれ育った国以外で過ごして他者との違いは当たり前だと感覚的に落とし込む、みんなが行かないような場所に足を運び、みんなが知らないような事を理解し、みんながやらないような事をやる…

どんな未来があるかはこれからのお楽しみ。
もちろん子供だけじゃなくて私自身も共に成長しないといけないのが大前提。目指すのは
どこでも生きていける
シンプルにただそれだけです。

ちなみに問題の発言は、

「努力出来る人と出来ない人がいるんだよ」と言う人いるけど、それって「努力出来ない人」じゃなく「努力したくない人」なだけじゃないかなと思うけどどうかしら

x

です。

後からフォローもされてましたがあまり腑に落ちず。

やはり恵まれた環境が当たり前にあった人にはその当たり前がどれだけ確率の低い事でそれに擦りすらしない人の事なんて分からない…というか考える必要もないんでしょうね。





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