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旨みを閉じ込めた自信作「田園ベーコン」について

こんにちは、メッツゲライササキ代表の佐々木です。今日は当店のメニューの中から、私個人としても手土産の定番にしているおすすめの一品、「田園ベーコン」についてお話しします。
 
ベーコンって加熱調理しないと食べられないと誤解されがちなのですが、ハムと同じように加熱してから販売されるので、そんなことはないんです。少なくとも当店の「田園ベーコン」は、最初は薄くスライスして、焼かずに食べてみてほしいです。
 
本来ベーコンというのは鰹節と同じような感じで、長時間吊るして乾燥・熟成させて作る保存食です。日本で流通しているものの多くは、そこまで味が凝縮しているものではありませんが、うちでは中心温度58度で旨みを閉じ込めたまま加熱して作っています。味がしっかり出ているのでそのままでも美味しいですし、スープにすると出汁が出て味が引き立ちます。まさに鰹節と同じですね。

当社には30年以上使っているレンガ造のこだわりの窯があり、昔ながらの製法を守っています。ばらつきが出るし手間がかかるのですが、独特の風味が出るんですよ。低温熟成も温度や湿度など微妙なコントロールが必要で、窯も合わせてドイツで修行した職人の熟練技あってのもの。
 
原料は、餌に亜麻仁を与えた「亜麻仁豚」を使ってます。「亜麻仁豚」はアメリカの保健機関、日本の厚労省で推奨されている脂肪酸バランス(オメガ6:オメガ3=4:1)に極めて近い割合の、健康に良く美味しい、良質な原料肉です。脂肪酸は身体に必要な栄養素であり、オメガバランスの優れた田園ベーコンなら成人病を気にせずに安心して召し上がっていただけます。

おすすめの食べ方は、やっぱりまずはそのまま。次にポトフやカルボナーラ、野菜炒めなどで楽しんでみてください。トマトソースに入れても美味しいですし、焼いてサラダに乗っけるのも良いですね。「田園ベーコン」はいろいろと楽しめるので、手土産にも最適なんです。このプレミアムな味はついつい語りたくなってしまうんですよね。

美味しい召し上がり方

①素材の味をそのまま楽しめるよう、まずは焼かずに薄くスライスしてそのまま召し上がってください。

②さらに厚切りにして両面をカリッと焼いていただくと、脂とスモークの香りが際立ち、より一層おいしくなります。