【「何を」言うか、ではなく、「誰が」言うか】
「言葉の響き」
同じ言葉でも響きがちがう
文字にすれば同じなのに
なぜ?
あの人の言葉は違う
深さが高さが重さがそして美しさが
なぜ?
やはり通ってきた道がちがうから
苦しんだ重さがちがうから
悲しんだ深さがちがうから
努力の量がちがうから
その人の前に出ると
自分の生き方が恥ずかしくなる
情けなくなる
涙がにじむ
でも不思議だ
やる気も湧いてくる
これから頑張ろうと思えるようになる
己の言葉の響きを磨くことは
自分自身を磨くことだ
―――
これは大久保寛司さんの「考えてみる」という本に書かれている一節です。
コーチング法はとても大事だと思います。
しかしそれは、人としての未熟さを補うものでしかないのかもしれない。
「何を」言うか、ではなく、「誰が」言うか。
相手が変わらないのは相手に問題があるのではなく、自分に問題があるから。
自分に矢印を向け、自分を磨くことでしか相手は変わらない。
コーチという仕事は、選手をより良い方向へ導くのが仕事。
発した言葉が選手にスッと入り込んでいくように自分自身を磨き、学び、伝えていけるように取り組んでいきたいと思います。
代表 森 一哉
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