MORI☆FOOTBALL ACADEMY【代表 森一哉】

✨保護者のお悩み解決ヒントをnoteに掲載していきます。 ▶︎川崎フロンターレ17年(ア…

MORI☆FOOTBALL ACADEMY【代表 森一哉】

✨保護者のお悩み解決ヒントをnoteに掲載していきます。 ▶︎川崎フロンターレ17年(アカデミー&トップ) ▶︎名古屋グランパス3年(トップ) ▶︎幼稚園年代〜プロ選手 ▶︎Jリーガー、海外プロ選手、日本代表選手

最近の記事

【ボールを止めれば、相手も止まる】

今回は、技術論を。 ボールを止めると、相手は止まる。 ボールが動いていると、相手を引き寄せる。 ボールを止めると、相手は止まるとは、厳密にいうと、自分の位置にボールを静止して置けていると、相手を止めることができるということです。 自分の位置とは、いつでも、どこにでも、パスを出せて、ドリブルで移動できる状態。しかも、自分の位置とは、ボールを手で持っているかのように一番安心できるボールの置き所。だから、顔が上がる。選べる状態なので、相手は不用意に飛び込めない。 試合中、なんで

    • 【子どもの気持ちを「嬉しさ2倍」にする方法】

      親として、子どもの悲しい顔を見るのは辛いものです。 思い通りにいかないことはあるとは分かってはいるものの、子どもの悩んでいる姿、苦しんでいる姿は、見たくないものです。 自分のことであれば我慢はできる。 しかし、子どものことになると、なんともいえない無力さとともに、どうしようもできない感情に、当の本人である子ども以上に押しつぶされそうになることもあります。 そういう気持ちになった時、他人のせいにしたくなる気持ちもわかりますが、それにより良好に解決することはまずありません。 ま

      • 【贈る言葉】

        3月は卒業の季節。 4月から新たな環境でサッカーをスタートするみんなへ贈る、3つの言葉。 ①「他人と比べるな」 うまくいかなくなると途端に気になり出すのが他人。 なぜあの選手は試合に出れているのか。 これができているから出れているのかな? だったら自分もそれができるようになれば出れるかな。 しかし、そう思って取り組んでも、自分にはなかなかできない。 そうこうしているうちに、本来の自分のプレーを見失い、焦り、負のスパイラルに陥ってしまう。 みんなそれぞれ特徴は違う。 できるこ

        • 【正しい技術を習慣化していくことの重要性】

          サッカーというスポーツは、相手より多く得点した方が勝ち。 プロ選手を目指すのであれば、その目的から逆算して取り組んでいくことが大切です。 プロの監督やプロチームの強化部は、試合に勝つために攻撃ができる選手を求め、試合に勝つために守備のできる選手を求めています。 なぜならプロは、試合に勝つことを目的に戦うからです。 チームの勝利のために攻撃ができ、チームの勝利のために守備ができる。 それも圧倒的に試合で発揮できる選手がプロとして契約を勝ち取ることができ、監督から試合に出場する

        【ボールを止めれば、相手も止まる】

          【やり方をうまくさせるのではなく、サッカーをうまくさせる】

          サッカーがうまいのと、チームのやり方がうまいのは、全く違う。 サッカーがうまいというのは、不測の状況下において、的確な状況把握をもとに最適な決断をし、適切な技術を駆使して局面を打開してゴールへ結びつけていく。 刻々と変わる状況を見極め続け、臨機応変に対応する中でも正確にプレーし続けられること。 チームのやり方がうまいというのは、同じようにうまく見えても実はその中身は全く違う。 自分と周りのプレーの仕方が決まっていると、ある面においては優位性、再現性があり、美しくも賢くも速

          【やり方をうまくさせるのではなく、サッカーをうまくさせる】

          【上手ければ幅を取る必要はない】

          幅を取るポジショニングは、スペースを有効活用するための一つの手段。 スペースを操り、相手を操る。 相手を守りづらくし、自分たちが攻めやすくする。 そのための大原則。 しかし、これを育成年代の子どもたちに対して強調するのは、果たしてどのくらい必要なのか。 幅をとり、相手を操りスペースを作り出す。 これは見方を変えると、スペースがあるからプレーができている、ということ。 裏返せば、スペースを作り出してもらえなければ、うまくプレーができなくなる、という一面が潜んでいます。 一

          【上手ければ幅を取る必要はない】

          【やる気の引き出し方】

          自分に置き換えて考えてみましょう。 どういう時に、やる気が出るのでしょうか。 好きなことをやっている時 得意なことをやっている時 出来るようになった時 出来るようになった時に褒めてもらえた時 出来なくてもやろうとしていることを認めてもらえた時 変化に気づいてくれた時 こうすれば出来るかもしれないと可能性を感じた時 励ましてくれた時 信じてくれた時 任せてくれた時  など。 では逆にどういう時に、やる気がなくなるのでしょうか。 嫌いなことをやっている時 苦手なことをやって

          【早熟期、晩熟期でやるべきこと】

          小学生年代や中学生年代では、体の成長の早い遅いで大きな差ができてしまう年代です。 早熟の選手にとっては思い通りにいくことが多いですが、このままでは間違いなく逆転されます。 高校生や大学生になると、それまで成長が遅かった子たちの体の成長が追いついてきて、その時点で早熟期の優位性は消えます。 やれてたのは成長が早かっただけで、技術が雑だった、判断せずに感覚だけでやっていた、だから通用しなくなってきたという現実に気づき、そこから伸び悩むこととなります。 逆に、晩熟の選手は、そこ

          【早熟期、晩熟期でやるべきこと】

          【「何を」言うか、ではなく、「誰が」言うか】

          「言葉の響き」 同じ言葉でも響きがちがう 文字にすれば同じなのに なぜ? あの人の言葉は違う 深さが高さが重さがそして美しさが なぜ? やはり通ってきた道がちがうから 苦しんだ重さがちがうから 悲しんだ深さがちがうから 努力の量がちがうから その人の前に出ると 自分の生き方が恥ずかしくなる 情けなくなる 涙がにじむ でも不思議だ やる気も湧いてくる これから頑張ろうと思えるようになる 己の言葉の響きを磨くことは 自分自身を磨くことだ ――― これは大久保寛司さんの「考え

          【「何を」言うか、ではなく、「誰が」言うか】

          【サッカー選手というよりも、まずは人として。】

          サッカーはチームプレーです。 何のために試合をするのか。 それは、試合に勝つためですよね、仲間と力を合わせて。。 スタメン、サブだけでなくチームに所属している全ての選手たちの力を最大限出し合い、結集することが、試合に勝つ確率を高めます。 自分よりも実力が劣る仲間に対して、「なにやってんだよ」と言葉に出す選手、また、言葉ではなくても表情や態度に出す選手は、仲間たちに信頼されるでしょうか。 困った時に助けてくれるでしょうか。 果たしてそれでチームは一丸となれるでしょうか。 指導

          【サッカー選手というよりも、まずは人として。】

          【親にとって、子どもは大切な宝物】

          私は、子どもたちの笑顔が大好きです。 そして、その子どもたちをいつでもどんな時でも、優しく、温かく見守っている親御さん、ご家族が、子どもが大好きなサッカーを通して楽しく、笑顔で、幸せであってほしいなと思いながら指導させていただいています。 うまくいくことばかりではない。 だからこそ、うまくいくよう伝えています。 納得いくことばかりではない。 だからこそ、とらわれない考え方を伝えています。 全ては愛情からくるもの。 宝物だから、大切にしたい。 宝物だから、大切に

          【親にとって、子どもは大切な宝物】

          【得意を伸ばす、が絶対にいい!!】

          子どもたちをもっと良くしたいとみんな思ってる。 良くするという方法には、 ①良いところを伸ばすという方法と、 ②悪いところを直すという方法、そして、 ③足りないことを足していくという方法がある。 今回は①と②について。 ①は、その子自身を見た上でのアプローチ。 どうすれば武器を作れるかという、その子自身の強み、自信を持たせるためのアプローチ。 しかし②は、他者との比較によるアプローチ。 できない部分を改善させ、同じようにさせようとするアプローチ。 個性や武器というの

          【得意を伸ばす、が絶対にいい!!】

          【枠を決めたら、個は、枠以上にはならない】

          日本人は、言われたことはやれる。 昨日言われたことは、昨日しっかりやる。 今日言われたことは、今日しっかりやる。 そのつながりの中で、昨日言われたことが抜け落ちてしまう事はよくある。 考えて何かを生み出すというよりも、言われたことを遂行することに長けている。 そういった日本人特性があるという前提を踏まえて、指導にあたる必要がある。 枠を決めたら、個は、枠以上にはならない。 枠は、知識を身につけやすいが、伝え方を間違えると、知恵を身につけにくくなる。 それに、枠があることで

          【枠を決めたら、個は、枠以上にはならない】

          【好きだから上手くなる。上手くなるから好きになる。】

          何かを始める時のきっかけはいろいろありますが、それを続けていくかどうかは、好きか嫌いか、楽しいか楽しくないかが大きく影響します。 ーーーーーー 好きだから上手くなる。 上手くなるから好きになる。 嫌いになるから下手になる。 下手になるから嫌いになる。 好きでい続けられたり、楽しくやり続けられると絶対に上手くなる。 ボールを触ることが努力じゃなくなる。 思ったところにボールが蹴れて、思ったように人を抜けたら絶対に楽しい。楽しいから好きになる。 好き、楽しいという気

          【好きだから上手くなる。上手くなるから好きになる。】

          【ミスをしたくてしているわけではない】

          サッカーはミスの多いスポーツ。 目に見えるミスもあれば、目に見えないミスもある。 自分が原因でミスになることもあれば、相手にミスを引き起こされることもある。 ただ、いずれにしても一つ言えることは、誰一人としてミスをしたくてしているわけではないということ。 みんなミスなくプレーしたいと思っている。 みんな、確実なプレー、良いプレー、チームが勝つためのプレーを望んでいる。 その上でミスは起きている、ということを、周りは理解してあげなければならない。 自分から、仲間を、子どもを

          【ミスをしたくてしているわけではない】

          【学年が違う子ども同士での学び(当アカデミーのコンセプト)】

          当アカデミーの各会場のエリート育成クラスは、現在小学3年生から6年生までを1クラスとして編成しております。 各クラス、先着順で入会可能。 セレクションはありません。 選抜クラスもありません。 これは、グランド利用可能時間と、私の活動との兼ね合いもありますが、だからこそこの環境下で学べる最大効果を得られる狙いを持って指導にあたっております。 全てのことがそうであるように、メリットとデメリットは必ず併せ持っており、それをメリットとして捉えるか、デメリットとして捉えるかは、見

          【学年が違う子ども同士での学び(当アカデミーのコンセプト)】