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【贈る言葉】

3月は卒業の季節。
4月から新たな環境でサッカーをスタートするみんなへ贈る、3つの言葉。

①「他人と比べるな」
うまくいかなくなると途端に気になり出すのが他人。
なぜあの選手は試合に出れているのか。
これができているから出れているのかな?
だったら自分もそれができるようになれば出れるかな。
しかし、そう思って取り組んでも、自分にはなかなかできない。
そうこうしているうちに、本来の自分のプレーを見失い、焦り、負のスパイラルに陥ってしまう。
みんなそれぞれ特徴は違う。
できることもあれば、できないこともある。
それをわかっていても、焦りから、余計なことを考え、自分の不得意なことに取り組み出す。
誰でもそうだが、できないことをやろうとするより、できることを伸ばしたほうが、個性が際立つ。
比べるなら昨日の自分。
昨日の自分よりも進化できているか。
個性は一人一人違う。
だから、他人と比べるな。

②「コントロールできないことにとらわれるな」
試合に出られないのはコーチの見る目がないからだと、出られない理由をコーチのせいにしたところで何も良くならない。
そう思ったところで試合に出られるだろうか?
答えはNO。
何も変わらない。
むしろ、そう思う雰囲気や空気感が、逆に悪い印象を与えてしまうことも。
他人の考えはコントロールできない。
自分に置き換えてみるとわかりやすい。
誰かにこうしろと言われて、いつもその通りするだろうか?
答えはNOのはずだ。
みんな、他人にコントロールされたくない。
だとしたら、その他人を自分が変えることはできない。
コントロールできないのだ。
だから、そこにエネルギーと時間を使ってはいけない。
自分がコントロールできるものに意識のスイッチを切り替えることが大事だ。
自分がコントロールできるのは、自分自身。
自分の考えや行動は、自分の思いのまま。
やろうと思えばやるし、サボろうと思えばいくらでもサボれる。
だから、コントロールできないことにとらわれるな。

③「全てを楽しめ」
良いことも悪いことも、全てが自分を成長させてくれるもの。
良いことはさらに加速させよう。
悪いことは、正直嫌なことだろうけど、だけど全てがマイナスになるわけではない。
それがあったからこそ今がある、と言えることが、あとになるといっぱいでてくる。
全ては考え方次第。
走り込みはきつい。
だけど、きついから嫌だなぁと思って過ごす30分と、きついけどこれをやりきったら強くなれる、と思って過ごす30分は全く違う。
だから、全てを楽しめ。

〜〜〜

まだまだ成長できる、伸び代しかない年代。
見方、考え方で、伸びるか伸びないかが大きく分かれる。
必ず直面するこの3つを忘れずに、大きく羽ばたいてほしいと思います。 




代表 森  一哉
 

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