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最近目にした おすすめ作品(舞妓さんちのまかないさん)

これまでの記事をマガジン化しております

これは偶然なのか必然なのか?(三度目)
最近好んで読んでいるいくつかの作品の舞台が「京都」。
これまで「であいもん」、「わさんぼん」と京都が舞台となっているものをご紹介しましたが、今回も一つ追加させていただきます。

舞妓さんちのまかないさん
著:小山愛子 小学館 週刊少年サンデー連載中
既刊15巻 2020.12.06連載中

日常でほっこりする事が無いので、ほっこりしたくて読んでいます。
ジャンプ派でもマガジン派でもなくサンデー派な私は、30年以上本誌を愛読していますので、当然最初から連載で楽しませてもらっている。

この作品は「小学館漫画賞」を受賞しています。
少し調べてみたが、少年向け部門での受賞だったらしい。
おお、まだ心は少年だった? いや、その前に少年向けなんか?
そもそもターゲットとしている年齢層ってどうなんでしょうね。

中学生時代に舞妓さんと出会った事で衝撃を受けた青森の中学生2人が、あこがれていた舞妓さんになるべく、中学卒業と同時に京都の花街に入る所から物語が始まります。
一人(キヨ)は、舞妓さんになる前に素質がないとクビ宣言。
その頃、その屋形のまかないさんが腰を痛めてダウン。
昔から家事仕事をしていたキヨが急遽まかないおばちゃんの代役に。
もう一人(すみれ)は、素質があり努力家の為、他人よりも早く舞妓デビューをすることに。

これ以降、キヨとすみれ、屋形の先輩たち、幼馴染の健太などのほっこりした京都の暮らしや、花街特有の風習や生活などが表現されている。
大声を出して必殺技を繰り出す作品ではなく、特殊環境での日常生活を描く作品の為、安心して心安らかにして楽しめます。

ご飯(食べ物)の描写が多い

んですが、とても食べたくなるご当地モノが気になって仕方なかったものがあります。

干し餅

恥ずかしながら、この作品を読むまで知らなかったんですが、作者の小山愛子さんは青森出身だそうで、当然ご当地モノを出してこられます。
主人公2人が美味しそうに食べている干し餅が食べたくなったので、先日ネットで注文してしまいました。
本来はお餅を寒風で乾燥させるらしいのですが、私が購入したのはフリーズドライ製法で作られたものでした。

作品でも「遠くの方で甘みがある」との表現をされていたが、まさにその通りだった。
遠くの方でほんのり甘みがあって、しょりしょりとした食感で美味しくいただけました。
ちょっと小腹が空いたなと思ったときに、一切れをゆっくりと食べていますが、あっという間に残り4切れに。
口の中の水分が持っていかれるのでゆっくり食べてます。
これ癖になる食べ物です。

気になっている青森名物の一つがこれ。

ラグノオさんの「気になるリンゴ」。
リンゴ1個をまるごとパイで包んだアップルパイなんですが、
某番組で「対決列島 :甘いもの国盗り物語」でも対決の為に登場した、おなじみの甘味です。

花街について

は、お茶屋さんに行けるような身分でも無い為、テレビで映るのを見る程度しか理解していませんでした。
この作品がどのくらいの深さで描写されているのか分からないが、なるほど、そういった仕組みで動いているのか、こういう行事があってこうなるのか等、この作品を通して初めて知る事が多かった。

ほのぼのマンガですが、この歳でも色々と得るモノが多いのでオススメです。

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