MGH

プロ野球とお笑いが好きな29歳 福岡ソフトバンクホークスファン ヤクルトスワローズも好…

MGH

プロ野球とお笑いが好きな29歳 福岡ソフトバンクホークスファン ヤクルトスワローズも好き 好きなこととか世の中について考えたこととか書いてます

最近の記事

「まあこんなもんか」時代

2024年の日本 何かと先が見通せず、円安も急激に進み、日本の将来を不安視する声も少なからず聞かれる。 不安や不透明が少子化と結び付けられることもある。先が見通せず不安定な時代に家庭なんか築けるか。 こうしたムーブメントに対し最近感じたことがある。 現代日本はいろんなことの可視化が進んだだけなんじゃないかと。 全く交わらない他人の人生にリアリティが生まれすぎて、本来何も感じなかった事への文句や苦言も見やすくなりすぎたのだろうと。 昨今Xが異常に殺伐としていると感じ

    • オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの話

      2024年2月18日 オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを観てきた。 本当はいろんな人たちの感想を聴く前に純粋な自分の言葉で感想をまとめたかったけど、ゆっくり感想が書ける日が本人たちの感想回を聴いた後になってしまった。 今回はイベント単体の話をするか、この数年のオードリーについて話すか、そもそもブレイク以降から語るか、私とラジオについて書くかすごく難しい。推敲しすぎると、また感想の鮮度が下がってしまう。 なのでごちゃごちゃな文章になるかもしれないけどご容赦

      • M-1グランプリ2023 全組ネタ感想

        今回は決勝から年末まで短かったこと、「あのネタ審査員評価は低かったけど、自分は好きだったなあ」と思うことがあまりなかったことから、感想文を書くのが難しく、先延ばしにしてしまった。 今更ながら使命感と11ヶ月後の自分のために書き残す。 今回最も気になっていたのは予選ラウンドの会場の空気重くなかった?ということ。 結果的にトップバッターが初出場で最終決戦に残れる実力組だったので尻すぼみ傾向だった。というのもあるとは思うのだけど、それにしても過去数年にない重たさだったように感

        • 日記(「おにいさん」と「おじいちゃん」)

          最近仕事でとあるイベント対応をしている時に思ったことがある。 イベントの中で子供たちの写真撮影があり同僚の女性陣が対応をしていたのだが、司会者が「それではみんなカメラを持っているおねえさんの方をみてくださーい!」と言っていた。 それを聞いてふと思った。 私たちは、このように子どもたちの前で「おにいさん/おねえさん」と呼ばれるのはあと何年だろうか。 写真撮影は同世代の女性が担当していた。20代最終盤の今の年齢だとおにいさん、おねえさん呼びは見た目からも違和感がない。

        「まあこんなもんか」時代

          もういつがどんなコロナ禍だったかも忘れて

          2023年、新型コロナウィルスのことをさほど気にしなくて良い世の中になった。 約半年前の2023年3月13日からマスクの規制が緩和し、5月8日からコロナウィルスが5類に移行になった。 着実に戻りゆく街の景色、外国人観光客の姿、マスクをしない人たち。マスクの規制が外れてからたったの半年かと思うと、隔世の感がある。 別にコロナウィルスは無くなっていない。 最近も続々と身近な人がコロナに罹っている。弱毒化なんて言うが、罹患するときつい人はきついらしいし、味覚障害など後遺症もあ

          もういつがどんなコロナ禍だったかも忘れて

          愛と自己犠牲

          最近になって私は「愛の象徴は自己犠牲である、私利私欲は放棄しなければならない」という価値観を強く持っていることに気付いた。 なんて清廉潔白な価値観だろう。まさかこんな倫理観に満ちた聖人君子のような考えを持ってると思いもしてなかったので、自分でもびっくりした。人に押し付ける気は全くなくて、自分で勝手に思い込んでるだけ。 結婚式で神父が言ってそうな冒頭で、このあと素晴らしい講釈でも続くのかという入りだが、そういう話ではない。 むしろ私が今結婚願望や恋愛願望が薄いのは、この価

          愛と自己犠牲

          ありもしない美談を

          先日、東京ドームでの巨人対ヤクルト戦である男性がスタンドに入ったホームランボールを少年から奪い取ったとして炎上していた。 この男性の法定代理人は、どうやら「奪い取っていない」と主張しているので、迂闊なことは言わないでおくが、とりあえず炎上のきっかけが男性が少年からボールを奪い取ったと見られたことだった。 映像だけならボヤ騒ぎで済んだのかもしれないが、男性はそのホームランボールを捕ったことをTwitterに投稿していた。 スポーツ中継網の充実と現代SNSの狂気的な正義の暴

          ありもしない美談を

          有給日記(個人的お笑いの日の話)

          今週末は有給休暇を使って大阪に行った。 当初は平日の金曜にユニバに行こうかなと思っていたが、あいにくの悪天候。 そのため朝はなんばグランド花月(NGK)の公演を観に行った。 NGKは高校の修学旅行で行って以来、実に12年ぶり。 NGKのエスカレーターに乗った時、みな左側に乗っていた。関西圏以外の方が多かったのだろうか。 ただその光景を見ると現代の関西人はエスカレーターの右側文化に対しどの程度のこだわりがあって、あと何年この文化は残るだろうか、とふと気になった。 修

          有給日記(個人的お笑いの日の話)

          M-1グランプリ2022 全組ネタ感想

          私が一年で最も楽しみにしているイベントM-1グランプリ。 M-1グランプリで審査員の点数発表前に採点して遊び出したのはこれで5度目であり、全組の感想記をnoteに書くのはこれで3度目。 過去2年はやたらと冒頭でへりくだって、あくまで素人の戯言だと予防線を張っていたが、今年はチャンピオンがネタ中で「お笑いに分析は要らない」と既に言ってくれている。 「それでもなお懲りずに曖昧な基準で採点して批評的な感想書いてんだな、やべえな」くらいに思ってもらえれば幸いである。 自分のお

          M-1グランプリ2022 全組ネタ感想

          日記(ベンツと野心)

          ここ最近シェアサイクルで都内を回るのにハマっている。 元々都内のいろいろなところを散歩するのが好きだったのだけど、東京に10年近く住むと、大体のパターンは使い果たしてしまった。 それが自転車を使うと行動範囲が一気に拡大する。しかもシェアサイクルはポートのある場所でさえあれば、乗り捨て自由というのが良い。 飲みに行くときに使ったり、会社帰りに適当なところまで乗ったり、いろんな形で遊んでいる。 都心寄りのエリアに随分長く住んでいるのに、未だに皇居の周りや表参道などで自転車

          日記(ベンツと野心)

          2022年10月2日〜劇的に優勝を逃して

          2022年10月2日 福岡ソフトバンクホークスは141試合目終了時点でマジック1まで来ていたのに、1日の西武戦では優勝まであと4アウトまで来ていたのに、最終戦の143試合目で超劇的に優勝を逃した。 シーズン最終戦、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズ相手に3-5の逆転負け。 三森、柳田のホームランに先発板東の快投。幸先自体は良かったが、6回裏の山口航輝の逆転3ランが試合の決め手となった。 その後3点ビハインドで迎えた8回表、あと一歩のチャンスまで辿り着くも追

          2022年10月2日〜劇的に優勝を逃して

          さよなら27歳

          先日誕生日を迎えて、28歳になった。  世の20代後半は自分の誕生日のことをどれくらい意識するのだろう。 多くの人がメールアドレスやSNSのIDに誕生日ゆかりの数字を入れているから、当然意識してるものだと思っていたんだけど、どうやらそうでもないらしい。 同世代の友達にお祝いメッセージを送ったときに「今日自分が誕生日だったの忘れてたわ笑」とか、「いま何歳かわからない」みたいなことを返してくる人に対し妙な憧れがある。 飛行機の離陸に全く心を踊らせずに寝てる大人を見るような

          さよなら27歳

          いつ大人になるんだろうな、こいつ

          前回のオードリーのオールナイトニッポン(2022/5/28放送分)の若林さんのフリートークがあまりに刺さりすぎた。 トーク内容は大体こんな感じ。 要点に絞って随分と割愛しているので、興味があったら是非radikoで聴いてみてほしい。 奥さんと娘さんが奥さんの実家に帰り、現在家では一人で過ごしていると言う若林さん。 そんな中、丸一日オフの日があったので奥さんや娘がいたら出来ないような「しょうがねえ日」を過ごそうと意気込む。 昼過ぎまで寝て、起きたらコンビニで好きなものを

          いつ大人になるんだろうな、こいつ

          もう普通が分からない(ユーモアと失言と)

          吉野家幹部の失言問題が他人事とは思えなかった。 恥ずかしながら、あれは私が"面白い"と感じるものとそう遠くない場所にある発言だと思ったからだ。 あの通りの発言をしないから大丈夫というわけではない。 目先のウケを狙ってユーモアの一線を越えてしまい、日本中の敵になるしくじりはいつ自分がやらかしてもおかしくないと不安になった。 私は社会の現象や世の中の人々をカテゴライズして皮肉ったり、面白おかしく形容することに特にユーモアを感じてしまう。 振り返ると2年前、このnoteに

          もう普通が分からない(ユーモアと失言と)

          映画館にいた輩の話

          昨日の夜、新宿に映画を観に行った。 観に行った映画は「コンフィデンスマンjp 英雄編」。 あまり遅い時間帯に映画館に行くことは少ないんだけど、夜に行くとなんとなく1日を延長できたような気がして得した感覚になる。 館内の自動販売機のそばで大声で話している男性二人組がいた。「輩(やから)」という言葉は彼らを形容するためにあるのではないかと思うほど、ガラの悪い二人組だった。 「水250円とかぼったくりだろ!!!」 自動販売機に向かって叫んでいた。 すぐ近くに映画館のスタ

          映画館にいた輩の話

          M-1グランプリ2021 全組ネタ感想記

          前置き (※合計約12,000字の物好き用の記事です。) 私が1年で最も楽しみにしている行事の1つ、M-1グランプリ決勝戦。 M-1決勝の日を出来るだけまっさらで楽しむために、もうそれ以外で若手芸人のネタを見る回数を敢えて減らしているほどに好きだ。 今年はM-1グランプリの公式youtubeで予選の動画がたくさん上がっていたが、敢えて1本も見なかった。 というのも知っているネタがM-1グランプリの敗者復活や決勝で披露されると「あれ?前見たときはここで大爆笑が起こってた

          M-1グランプリ2021 全組ネタ感想記