すずしろ

ごはんと育児のエッセイ📝 綴ること、描くこと、つくって食べることが好き。 長男3歳、…

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ごはんと育児のエッセイ📝 綴ること、描くこと、つくって食べることが好き。 長男3歳、次男三男0歳(双子)の三兄弟の母。 2023年8月に双子を出産し、現在育休中です。

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  • 双子出産記

    双子を妊娠し、経膣出産するまでの話です

最近の記事

双子出産記④2歳長男と暮らしながら、双子の妊婦でいるということ

長男のときと、今回の妊娠での最大の違いは何か?と聞かれたら、それはもう、「2歳児が家にいること」に尽きる。 私の場合は単胎か多胎かの違いより、上の子の有無による違いが何より大きく感じた。 まず、つわりだろうとお腹が張っていようと、2歳は容赦してくれない。具合の悪そうな母を心配してくれたことも何度かあったけど、まだ2歳。 ゴミ袋を抱えて嘔吐していたら、「おかし食べてるぅ?なにたべてるぅ?」と袋を奪おうとするくらいには何も分かっていなかった。 赤ちゃんがお腹にいることも、いま

    • 双子離乳食の記録① 0歳5か月~6か月編

      双子たちが生後5か月を過ぎた頃から、 そろそろだな~~~ あ~~やんなきゃな~~~~ 歯も生えてきたな~~~ 寝返りもできるな~~~ スタートする条件が揃っちゃったな~~~ と思いながら見て見ぬふりをしていたこと。 そう、離乳食…!!! ついに、5か月半ば、(というか、正確に言えば6か月になる1週間前)離乳食を始めた。 とはいえ、やる気は一向に湧き出てこないので、離乳食はほぼ市販のベビーフード頼み。(以降BFと記載) WAKODOの粉タイプのものと、キューピーの瓶入りの

      • 双子出産記③安定期とカミングアウト、そしてかゆみとの戦い

        安定期に入ってからは、わりと平穏な日々だった。 とはいえ、正確に言えば双子には安定期というものはないらしい。 いつ緊急入院になってもいいように準備しておくよう言われていた。 実際、子宮頚管(子宮の入り口の長さ。短すぎると赤ちゃんが出てきてしまう)も検診のたびに少しずつ短くなり、毎回「今日こそ入院かも…」とドキドキしながら通院した。 一方で、お腹の子たちの成長はすこぶる順調だった。 双子は小さめに成長するイメージがあったけれど、うちの双子は予想以上のペースで育ち、推定サイズ

        • 漫画| アレルギーっ子の食べたい!を叶えるおやつの話①プロローグ

          ゆっくりですが、3歳長男のアレルギーの話を投稿していきたいと思います。 見守っていただけたら嬉しいです。 そして、アレルギーっ子とその家族が、少しでも明るい気持ちになるきっかけづくりができますように…! ....................................................................... noteの♡はnoteにアカウントが無い方でも押せるので、気に入った記事や続きが読みたいものに♡を押していただけると嬉しいです^

        双子出産記④2歳長男と暮らしながら、双子の妊婦でいるということ

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        • 双子出産記
          4本

        記事

          双子出産記②新春つわりスペシャル〜風邪と花粉症、副鼻腔炎を添えて〜

          年明けすぐ、双子妊娠が分かる前からすでに体調が悪かった。 年末の食べ過ぎで胃腸の調子が悪いのかなぁとも思っていたけど、今思えばこれはつわりの始まりだった。 妊娠5週目という超初期から吐き気がスタート。あれよあれよという間に食べれないが増え、じゃがりこと梅飴が主な栄養源となった。 長男の妊娠初期より症状が重くて、「2人分だから仕方ないか」なんて自分を励ましてみたりしたけれど、調べてみたらつわりの重さと多胎であることは関係ないらしい。 「上の子のときはつわりがあったけど、2.

          双子出産記②新春つわりスペシャル〜風邪と花粉症、副鼻腔炎を添えて〜

          双子出産記①妊娠がわかったとき

          「あれれ、ふたつあるよ、ミラクルだね〜!」 先生の言うとおり、エコーの画面には胎嚢と思われる白い影が2つ映っていた。 2つ、私の中に命が宿っているらしい。 「ミラクル」なんて言葉を自分に向けられたのは初めてだ。 戸惑いの中にいる私には、その耳慣れないポジティブな単語と、先生の明るい声がとても頼もしかった。 ○○○ 妊娠検査薬で陽性を確かめてから病院へ行ったので、妊娠してるだろうとは分かっていたけれど、まさか双子とは、全く、1ミリも想像していなかった。 望んで授かった2人目

          双子出産記①妊娠がわかったとき

          育休中のベビースイミングに救われた話

          息子がまだ生後3ヶ月ぐらいだったころに、地元の友人に会った。するとその子は、6ヶ月の娘と親子でスイミングに通っているという。 その頃のわたしには、0歳から水泳を習わせるなんて発想はまるでなくて、ちょっと驚きだった。 「おお、さすが。0歳から水泳通わせるなんて教育熱心なんだなぁ。」と完全に他人事として聞いていた。 それからわずか4ヶ月後。私は7ヶ月0日の息子を連れて、入会手続きをすることになる。 ◯◯◯ 息子が生後4ヶ月になる頃に関東から関西へ引っ越しをして、義理の両親以

          育休中のベビースイミングに救われた話

          地方移住から1年。久しぶりの上京でみえたもの

          先日、1年以上ぶりに上京した。 絶対にやらなきゃいけないことは正直なくて、でも、やりたいことと、やった方がいいことがあった。 must to doはないのに県外移動するのは、このご時世で気が引けたけれど、もうこれ以上我慢できなかった。自分のために、自分だけのために、東京に行かせてもらうことにした。 子は夫がみてくれて、ご飯は作り置きして、思い切って、えいやっと新幹線に乗った。 出発前に夫は「寂しい」と言ってくれたけど、私はただただ楽しみで、嘘はいえなくて、「まあ1泊だから

          地方移住から1年。久しぶりの上京でみえたもの