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Tour of Japan St.4 美濃

レース情報

距離 137.3km 順位 6位 総合 11位

レースレポート

TOJでは2つある平坦ステージの1つ、美濃ステージ。
例年、少人数の逃げ(山岳やスプリント狙い)ができ、ラスト1周で捕まえて、大集団スプリントになる。

今年も、スプリンターチームが多いことと、総合狙いのチームは無理したくないので、そうなると予想された。

キナンは人数が多ければ、逃げに送りこみ、後手を踏まないようにする。
僕的にも人数が多ければ、入って、スプリントポイントを稼ぎたい。

前で動いていく

どのチームも考えが同じく、皆乗せるなら乗せるぞという雰囲気。
さらに、BSは山岳賞狙いの児島選手を逃げになんとしても乗せたいようだ。

5人が先行し、児島選手が無理やり自力で逃げにジョインしたところで、リーダーチームが蓋をする形で集団が落ち着く。

児島選手が逃げに乗ったためか、最初に入っていた窪木選手が戻ってきた。

この動きから、BSも今日のゴールを狙っているのだろうと予想される。

なので、最初に動いていた、ライアンと元喜さんと僕は一旦前方から下がり、回復する。

逃げが5名とメンバーが山岳狙い中心のため、例年通りの展開になると予想されるので、無理に位置取りなどせず、集団後方でまとまってリラックスして走る。

一番後ろでリラックス

案の定、リーダーチームを中心に一定ペースでレースは進む。

このコースは一ヶ所登りがあったが、トンネルができたことにより、緩い直線基調の登りになったため、危険ポイントが少なく、集団後方でも足を休められる。

スプリンターチームとリーダーチームの動きを見つつ、最後逃げを捉える頃には僕のために位置取りを行うことを確認した。

それまでは、皆で後方で待機することに。

タイム差が4分まで開いた所で、集団がペースを上げ始め、詰めにいく。

詰まりかたが悪く、逃げが決まりそうな場合はキナンも1人送り込もうと話をした。

しかし、リーダーチームや集団スプリントで勝負したいチームが人数を出しあい、詰めていく。

ラスト3周を切り、そろそろ前に位置取りを始めようと皆でまとまって前にあがる。

休めているチームが多いため、思いの外、早い段階から位置取りが激しく、前方をキープするのに足を使いそうな感じだ。

僕は潜みすぎて、撮れ高少なめwww

一度、下がり、最終周回の登り前から一気に前に上がり、頂上を先頭で通過し、そこからは僕と津田の2人でスプリントに挑むことにする。

そして、最後の登り口に入り、元喜さんを先頭に一気に上がり始める。

他のチームよりも先に動き出したことにより、先頭に出ることに成功し、元喜さんがそのままペースを上げ続ける。

そのおかげで、他のチームは並びにこれない。

ドリューとライアンが、ところどころフォローで前に位置取れるように先頭に出てくれる。

頂上手前で右京も上がってきて、元喜さんはリードアウト。
ライアンが変わって先頭を引く。

トレンガヌがトンネル手前でアタックし、そこに数名ついていく。
トマさんがすぐに反応し、5~6名が先行。

キナンはトマさんが乗っているので、冷静に対応していく。

前はうまく回らず、下りですぐに捕まり、そこからは位置取りがカオスに。
ライアンも離脱し、僕と津田で捌いていく。

うまく前方をキープし続け、ラスト2km。
津田が前に出てきて、アシストしようとしてくれるが、リーダージャージと、St.2勝者のグアルギオス選手の番手に入っているので、焦らずにキープと判断する。

ラスト1km、最終コーナーを回り、BS、愛三トレインが主導権争い。
後ろは後ろで位置取りが激しい。

僕は、単騎になっていたので、ひたすら我慢し、位置をキープし続け、自分のタイミングでもがけるようにする。

ここだと思った所で、ブリッツェントレインが上がってきたり、愛三トレインが崩壊したりとかなりカオスな状態に。

うまく隙間を縫いながら、前に上がっていきスプリントを開始。

右側に先行している3名、、、

集団の頭に出た所で、先行している3名が見えた。ギリギリ届かない、、、

もがききるも6位、、、

6位😢

連日、目の前で勝者を見る形に、、、

悔しい、

自分とほぼ同じ位置にいた、ルーク選手がすごい勢いで伸びていった。

スプリント力が足りなかった。
それならそれで、もっと前の位置からもがくべきでした。

すぐに津田と最終局面の振り返り

修正し、次のチャンスこそは物にしたい。

いや、悔しい、、、


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