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社員座談会|エムハンドはいま、Web集客をどのように支援するのか

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はじめに

エムハンドではWebサイト制作とともに、専任のマーケティングディレクターによるWeb集客コンサルティングサービスも提供しています。従来のWebマーケティングサポートをブラッシュアップした、新しいWeb集客支援サービスです。ブラッシュアップのきっかけとなった現在のWeb集客の市場感と、新しいエムハンドのWeb集客支援サービスについて対談しました。

<座談会に参加したメンバー>
・代表取締役 山手重則
・マーケティングディレクターセクションチーフ 山根淳(東京オフィス)
※聞き手 マーケティングディレクター 山本俊光(京都オフィス)



01. エムハンドのWeb集客コンサルティング

——まずは、山根さんからWeb集客コンサルティングサービスの概要の説明をお願いします。

山根 「問い合わせ増加」「求人応募増加」など、Webサイトの成果を向上させるための中長期的な提案をするサービスです。提案内容はWebマーケティングからWebサイトの改修・制作まで、すべての領域を含みます。

——従来のWebマーケティングサービスは、専任のアカウントプランナーによる公開後の計測設定、Web広告運用、Web解析、SEO対策が中心でした。「Webサイトの成果を向上させる」という目的は変わらない認識ですが、違いはどこにあるのでしょうか。

山根 一番はやはり担当領域をWebサイト制作まで拡げたことですね。Webサイトの成果を向上させるために、WebマーケティングとWebサイト制作の総合的な知見でコンサルティングする。中長期的な戦略を基本とする点も違うと思います。

02. ブラッシュアップした背景

——従来のWebマーケティングからWebサイト制作まで担当領域を拡げた背景には、Web集客市場の変化があると認識しています。現在のWeb集客の市場感について、社長にお話しいただきます。

山手 たとえばリスティング広告の場合、ひと昔前は運用担当者の技術勝負でした。キーワードや広告文、デバイス、配信時間などの細かな設定を都度調整し、広告を最適化していた。いまも少なからずあるとは思いますが、全般的な流れとしては確実に機械学習による「広告運用の自動化」が進んでいます。運用のノウハウもWeb上で公開されているため、インハウスでも一定の成果を出すことができる。専門知識や経験のある運用担当者による代行業務のニーズが以前よりも低下していると考えます。

——加えて、近年では多くの業種・サービスのWeb広告がレッドオーシャンだと思います。よほどニッチではない限り、大抵は多くの競合がWeb広告を出稿しています。SEO対策も同様だと思います。評価基準も年々複雑になり、順位変動の頻度も高い。たとえSEO対策で順位が上がっても、すぐに下がったり、上位のままでも集客効果が低下していく恐れも大いに考えられます。

山手 Web集客そのものがレッドオーシャンか、それに近い状況になっているのだと思います。このような状況下で、ひとつのWebマーケティング施策だけで費用対効果が合う成果を出し続けるのは難しいでしょう。

——ひとつではなく、複合的な施策でWeb集客をする必要があるということですね。その複合的な施策に、Webサイトの制作領域も含まれる。

山手 WebマーケティングとWebサイト制作のシナジー(相乗効果)を活かさなければならない。アクセス状況から実態としての問い合わせ・求人応募内容まで分析し、WebマーケティングとWebサイトの戦略に展開していく。Web集客の勝ち筋をトータルで探らなければ成果が出ない時代になったのだと考えています。


<コミュニケーションの重要性の高まり>

山手 さらにいえば、それでも成果が出ない、もしくは時間が経過して成果が落ち込むことも当然あります。

——成果が出ている、成果が出ていないの線引きはかなり難しくなりましたね。成果が出ていないように思えて、数か月後に遅れて成果が出る、なんてこともよくあります。

山手 このあたりはエムハンドの社内報告でも重要視しているように、単に「成果が出ない」のか、まだ「成果が出ていない」のか。後者であれば、どういった定義で仮定するべきか。中長期的なWeb集客を継続するために、認識を共有するコミュニケーションの重要性が高くなっているのではないでしょうか。

山根 近年ではWeb集客に漠然とした課題を感じているクライアントが増えたように感じます。課題を顕在化させるコミュニケーションも重要になっていると思います。

山手 漠然とした課題感とはつまり、目の前のものではなく、本質的な解決が求められているということでしょうね。そのために必要なのは「本質的な視点」と「シームレスな連携」だと考えています。根本的な課題を見極めてトータルでの勝ち筋を探り、実行していく。だからWebマーケティングとWebサイト制作を専任のマーケティングディレクターが担当するWeb集客コンサルティングにブラッシュアップした、ということです。

03. プラン内容

ここからはWeb集客コンサルティングサービスの具体的なプラン内容を紹介します。Webサイトの成果を向上させるための提案に該当するサービスプランに、具体的なマーケティング施策の代行やサポートに該当するアクションプランを組み合わせた内容です。

<サービスプラン>

Webサイトの成果を向上させるために必要な情報を提供するプランです。

・具体的なサービス内容
定例Web会議、Webサイトの解析、実際の問い合わせ・求人応募状況の解析・サイト解析、施策提案、最新情報の提供、商材分析、ターゲティング

<アクションプラン>

Webサイトの成果を向上させるために必要なサポートを提供するプランです。

・具体的なサービス内容
Web広告運用代行・支援、SEO対策、コンテンツマーケティング、SNS運用支援、メール集客支援、セミナー支援、ホワイトペーパー制作提案、Webサイト制作・改修提案など


——たとえば、サービスプラン+Web広告運用代行のアクションプランの場合は、どのような流れになりますか?

山根 Web広告を運用しつつ、クライアントとの定例会議で解析・検証の報告と今後の方向性をすり合わせていきます。解析・検証の範囲はWebサイトの集客に関わるすべてです。実際の問い合わせ状況とも比較して、最も成果が出ている施策・ユーザー属性・経路を推定し、Web広告の継続や別施策への切り替え、将来的な戦略を立案し、これらを繰り返していきます。

——インハウスで運用しているクライアントの場合のアクションプランとしては支援や制作・改修提案が中心になりそうですね。

山根 そうですね。インハウスでは、他の業務でWebサイト運用に手が回らないという課題も多いです。クライアントとコミュニケーションを取りながら継続していくサービスですので、「クライアントと併走する」視点も重要だと思っています。

おわりに

この記事の企画・作成は聞き手である山本俊光が担当しました。エムハンドのマーケティングディレクターの採用を強化するための施策のひとつです。エムハンドのWeb集客コンサルティングサービスを知り、エムハンドのマーケティングディレクターという職種に興味を抱いてもらう戦略で企画しました。このような業務もまた、マーケティングディレクターの仕事のひとつだと思っています。

——最後に、山根さんからエムハンドのマーケティングディレクターの応募を検討されている方にメッセージをいただけますか。

山根 マーケティングディレクターは、中長期的な視点でクライアントをサポートするポジションです。従来のアカウントプランナー(Webマーケティング領域)やWebディレクター(Webサイト制作)の領域を超えて、Web集客や求人の勝ち筋を見つけることが仕事です。クライアントに付加価値を提供し続けるエムハンドで、新たなキャリアへのチャレンジをしてみませんか。応募をお待ちしております。


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そして、この度エムハンドマーケティングディレクターチームのXアカウント(@marketing_mhand)も立ち上げました。エムハンドのWeb集客領域の取り組みを発信していきます。よろしければフォローいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

writer
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山本俊光