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人の心をつかむには

これまでずいぶんハガキや手紙を書いてきたと思う。
パソコンや携帯電話が普及してから一時期はメールが増えたが、手書きのハガキや手紙をやめてしまうことはなかった。

こだわりや、意地のようなものがあった。
それに母たちには手書きしかなかったのである。

高齢者介護のグループホームにいた母に毎週ハガキを書いた。
それを楽しそうに一日に何度も眺めていたという。

私には息子が一人いる。
孫は年に何度か、バアチャンにハガキを書いていた。
それこそ盆と正月である。
息子は小さな頃から絵心や物作りを楽しむ心を持っていた。
その息子の書いたハガキは可愛らしくグループホームでも人気だったそうである。

ヘッダーも、以下のハガキも息子の描いたものである。
知らぬ間に息子も長期にわたってバアチャンにハガキを書いていたようであった。
この note の私の一番最初の投稿のヘッダーがたまたま手元にあった息子の絵を使い、スナフキンさんがそれに気付かれて、いつか紹介しますと約束していたものである。



この note の中にはたくさんの絵を描かれる方や写真を撮られる方、もの創りをされている方がたくさんいらっしゃいます。
みなさんが創作されるものは見た私の心を瞬時につかみます。
私が描く文章とは大きく違います。
毎回母の心を息子が描いた絵が癒してくれていたのかなあ、と思います。
読む力も衰えていった母には息子の絵の方が強く心に響いた、と思います。

親バカのようですが、そこだけ切り取って見ているとイイ息子だなぁ、と思います。

人の心をつかむ方法、人の心に訴える方法を今一度考えてみています。

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