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【読書記録】天空の蜂 東野圭吾

東野圭吾さんの著書
「天空の蜂」を読みました

あらすじはざっとこんな感じ

奪取された超大型特殊ヘリコプターには
爆薬が満載されていた 

無人操縦でホバリングしているのは、
稼働中の原子力発電所の真上

日本国民すべてを人質にした
テロリストの脅迫に対し、
政府が下した非情の決断とは

驚愕のクライシス、
圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス

原発の問題と聞くと、
最近書かれた本なのかなと思いますが、
発売されたのはわたしの生まれ年と一緒
1998年だそうです

東日本の震災の前に、
「原発の危険性」について書かれたのは
さすがだなと思いました

わたしたちの生活は 
「原発」に支えられています

でも、日常生活の中で「原発」について
意識をしている人は少ないと思います

世間から「危ない」と  
言われている原発ですが、
なぜいま現在も止まることなく、
稼働をしているのでしょうか

簡単に3つ原発のメリットをあげます

・燃料の安定的供給が可能
・燃料費に変動が少なく、電気料金が安定
・発電時に二酸化炭素を出さない

恥ずかしながら、勉強不足で
原発といえば放射線事故のリスクがあり、
危険というイメージしかありませんでした

本書にこんな記述がありました

神奈川には、原発がないから
縁遠いものだと思っていた

彼女は、横須賀市で原発の燃料が作られ、
深夜運び出されることを知らない

輸送中、大地震が起こったとき、
放射能災害が起こることも知らない

神奈川に放射能防災対策が
あることを知らない

確かにわたしも
知らなかったなと思いました

家の前を原発の燃料が
通っているかもしれません

災害が起こった時に
「だから反対だったんだよ」と
いうことは簡単です

いまもわたしたちの生活は
原発によって支えられています

なくてはならないものになっています

上手く付き合うために
これからどうして行くか
考える必要があるなと思いました

と同時に、
危険と常に隣り合わせのなか、
原発施設で働いてくださっている人に
感謝の気持ちでいっぱいになりました

また1つ知ったことが増えて、
知らないことが増えたなと思いました

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