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なりたかった自分

適応障害を発症する前は、「どんな自分になりたい?」と聞かれたら絶対に「自分からも他人からも見て100点満点の完璧な自分」と答えていたと思う。

早起きをして、
朝活して、
家事をして、
完璧に仕事して、
定時付近で必ず上がって、
家事をして、
自分の勉強をして、
眠りにつく。

誰かから認めてほしいという承認欲求の塊だった。

誰かから「すごいね」「頑張ってるね」と言われない限り満足しなかったと思う。

今、自分がどうなりたいかは良くわかんないけど、
もし、自分ではない誰かがこんな生活をしていたら、

今までは、「自分も負けないように頑張らなきゃ」って思っていた。
今なら、「頑張ってるけど、大変じゃないの?息苦しくないの?」「もっと力抜いてもいいんだよ」って言う。

適応障害になって、こういう変化が出てくるようになったのはよかったと思う。


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