凍る、氷、甲羅

寒い。この冬は暖冬と言われていたが、普通に寒い。
それでも、暖冬そのものだった2019-2020年の冬に新型コロナウィルス感染症が発生したことを思うと、暖冬すぎるのも怖い。

気温がマイナス10度に近づいてきたので、ついに、朝、窓が開かない日が到来した。窓ガラスについた結露が凍り、レールと窓枠が固着してしまうからだ。拭いても断熱シートを貼っても冷気ガードを置いてもそんなに変わらない。カーテンまで凍って貼りつく。あきまへん。

「凍る」の語源は「凝る(こる、こごる)」(固まるの意)らしいが、それとは別に、その音「こおる」は、本質をあらわしているように思う。「こ」が硬質さを、「こお」と伸びる音がすべりやすさを、「る」がつるりとした感触をあらわしていないか? 
「凍る」が名詞化した「氷」も然り。
亀などの甲羅も「こうら」という似た発音で、その性質は、硬質ですべすべでつるりとしてないか? 偶然か?

オノマトペ以外で、明らかに語感からうまれた言葉ってあったはず……。
見つかったらまた書くとしよう。


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