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生存報告と短い秋

久しぶりにnoteを書く。
なんとか「旅する日本語」の応募は間に合わせたのだけど、忙しい日々はわたしから文章を書く、という時間を奪っていた。

最後に長文のnoteを投稿したのが去年のクリスマスだったらしい。気が付けば2019年も10月になる。わたしの暮らす北海道には、短いながら秋が訪れている。風が冷たい。

こんな久々のnoteなので、今年は何をしていたか書いておこう。

1月はテスト勉強やレポートに追われててんてこ舞いな日々を過ごし、2月3月の春休みは人生で初めてのデスクワークに従事していた。体調がここ2,3年では一番安定していた。コールセンターでひたすら電話をかけ続ける日々は大変だったけれど、自分の存在意義を感じられたし、自分でお金を稼ぐいい経験になった。
必修のオンパレードで4月はあっという間に過ぎていったし、大量の課題をこなす中で無理がたたったのか病院へ足が遠のいたからか、4月の終わりごろから体調が坂を転げ落ちるように悪化し、それからわたしは学校に行けなくなった。16歳から治療を続けて、冬にはかなり安定していた鬱の悪化、ストレスに伴う様々な身体症状が出現した結果である。
家では在宅ワークで文章を書きながらお小遣いを稼ぐ生活をしていた。
すったもんだの末8月に休学が決まり、家族からの冷たい目を避けるように9月上旬から某大手小売り企業にてコールセンター受電業務のアルバイトを始めたものの、鬱が悪化し体のあちこちがストレスでおかしくなっていたわたしは研修の時点で脱落した。学校に行けない人間が職場に行けるはずがなかったのである。むろんアルバイトはクビになった。

そんなこんなで、わたしは今基本的に家にいる生活をしている。
YouTubeを見たり、在宅ワークで文章を書いたり、ゲームしたり、病院に行ったり、そのついでに街に出かけたり。
すこしの罪悪感と焦りはついて回るけれど、鬱には休養が必要なんだ、体調自体も安定しないし、と言い聞かせて休んでいる状況だ。


心臓の検査を受けることになった。
24時間、体に心電図モニターをつけ続け、脈の変化や異常を測定するものだ。
昔から頻脈ぎみではあったものの、いよいよ頻脈が悪化してきたためである。
最悪の場合カテーテル治療になるらしい。

あとはアトピーもかなり大掛かりな治療を受けることになりそうだ。

多分、この休学は必要な時間なのだと思う。精神も体調も整えて、万全にするための時間。

正直、歯がゆい。周りから遅れをとる怖さもある。
でもいつか、今が過去になったとき、「こんな時もあったよね」って、笑って振り返っていられるといい。

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