MI YOSHI

面白い文章を作ることで貢献できる場所を模索している主婦です。今年37歳。 カフェより…

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面白い文章を作ることで貢献できる場所を模索している主婦です。今年37歳。 カフェよりもこたつでパソコン開いてるタイプです。 趣味は読書、小説作り、パン作り、ランニング、洋楽等。 ご連絡がある方はX(Twitter)にいただけますと幸いです。

最近の記事

インスタントラーメンはまた続く

みんなだってあるでしょう 何度かやってるのにまた失敗するでしょう インスタントラーメンだからって気を抜いて取り掛かる だから、味が薄々になるの 気付いたら茹で過ぎているの 今日は五袋のうちの二袋目 自分で漬けた自家製めんまを 入れると思うとお昼までささやかに胸が跳ね上がっていた だから今日は絶対に、と気を付けた 思い出される昨日の味 あの膨張した麺、腰も肩も肘もどっか行った 二、三口して、ご飯から餌に変わった麺 そんな表現しか言いようがないのだもの あれには参った 水はレ

    • 第二弾(チケットA)コンビニジム、清掃会員のオシゴト

      今話題のコンビニジムの、清掃会員のオシゴトについて記載する。  会員の方はご存知かと思うが、動画で清掃・管理の方法を各々で確認した上で取り掛かるのだが、作業を覚えきれず動画を見返す…なんてことも。  すぐに確認できるよう内容をテキストに落としてみた。勝手ながらこちらに記載します。  ↑前回書いたチケットBの記事も同じように清掃会員を始められる方の参考になれば幸いです。 *公式で伝えられた項目を含めた上で、やりやすいように順番をアレンジしています チケットA フロア・ト

      • The Last Dinner Partyまとめ 和訳考察

        この、スペルをミスらずに書けるバンド。 Spotifyでoasisを聴いていたらオススメで流れた時から、あ、自分向けだ、と聞いているバンド。 そして今年の各国フェスにたくさんお呼ばれしているバンド。コーチェラ2024からフェス活動がスタートしてから今年中で発表されてるだけでも、50弱のライブを控えている!体が持つのか?歌いすぎて嫌にならないか!?そんな余計なお節介だまれと言わんばかりに、今大注目されているようで、何よりライブを見たらもっともっと知りたくなるパワーのあるバンドな

        • 「ついで」に、の利用法

           最近発覚したのは、私は「ついで」が大好きだということだった。  今住んでいる街に越して三年目に突入し、やっと最近肩の力が抜けるように環境に慣れてきた流れで、無人ジムに通ってみようと決めて、ついでにタイミングよく募集していた会員費が割引になる清掃会員になった。応募した時には、自分がジムで運動した後に清掃をすれば会員費2000円もオフなんてめっちゃお得じゃん、とその値引きに惹かれていたのだが、それが思いがけず変化していった。  清掃会員になると、普段から掃除好きだった私は、ジ

        インスタントラーメンはまた続く

          (チケットB)コンビニジム、清掃会員のオシゴト

           今話題のコンビニジムの、清掃会員の方はご存知かと思うが、動画で清掃・管理の方法を各々で確認した上で活動をする。けれども、それだけだと作業中にやることを忘れてしまうので内容をテキストに落とし、やりながら確認できるようにした。  私が登録された店舗では定年後の方くらいのフレンドリーさんが多いようだが、ちらと話をすると、初めて作業をするのに当たって難しそうな箇所ができるか不安を抱えているようだった。正直私も、このテキストを用意するくらいだったので気持ちはわからなくなかった。なので

          (チケットB)コンビニジム、清掃会員のオシゴト

          「もぬけの考察」村雲菜月

           最寄りの図書館で群像が借りれることを、引っ越してから初めて知って借りた。2023年6月号に文学賞作品が載っていたのでその感想について。  わからない世界にいるわからない自分が、言葉や絵という誰かの方法を使って記録しているような、自意識や人との結びつきを取っ払った、誰目線でもない目線での話を思い浮かべた。各章で共通して、対峙する人対人、もしくは人対クモや人対文鳥は、そうだよなぁ正体不明同士だもんなぁ、と読んだ後に、片一方から見た側面だけでは掴みきれていない相手に触れることの

          「もぬけの考察」村雲菜月

          多肉植物にまた裏切られる

           昨年のクリスマスあたりに、夫からプレゼントされた多肉植物の寄せ植えが家のリビングの日の当たる場所にある。二種類のどちらもそれぞれ緑色で、片方は葉が尖っていて、片方は丸っこい。  私が一人暮らしをしていた頃、同じ多肉植物系の観葉植物を育てようと何回か購入したことがあったが、どうしてかいつも枯らしていたので、私の中では、もう多肉植物は手を出してはいけないと思っていた。植物を家に招いた側の立場として、水やりをしたり日光を当ててやったりしながら、世話を楽しみたい気持ちが自分の中にあ

          多肉植物にまた裏切られる

          自分の中で黙認している暴力=正義

           邪魔な場所に立っている方が悪い、だから通りすがる時に相手に鞄が強く当たったとしても知ったこっちゃない。目の前で事前に当たるなと分かっていて、避けられないわけではないけれど、それよりも邪魔だから悪い。  みたいなアフレコがつきそうな人を、つい先日外出した時に目撃した。確かに、そこを通らないと店の中へ進めない、日用品が置いてある棚の間の狭めの通路に人が立っていたが、当てないようにすれば問題なくすれ違えるスペースがある場所だったのに、急いでいるわけでもなさそうな人がそうしていた。

          自分の中で黙認している暴力=正義

          深夜のBSNHK

          私は今主婦業しかしていないので、日中の活動量によっては夜に眠たくならないことも多々ある。働いていた時はお風呂に入って布団に入れば勝手に寝に落ちていたので眠れない体質ではないのだけれど、さほど体を動かさない主婦になると、自分が実は、きっちりと体力を消耗しないとバッテリーマークが赤くならない、そんな物理的アイフォーン型体質だということを思いがけず知ることになり、正直その対応には少々疲れることがある。 それで試行錯誤した結果、結局は眠たくならない日は開き直って深夜起きて活動するよ

          深夜のBSNHK

          公園の再開発について

          自宅から歩いて15分ほどの場所に、競技場や球技場などが集まる大きな運動公園がある。私はそこに、週一行く程度だが出掛けている。 今住んでいる町に二年前に引っ越してきてから一人で散策をして見つけたその公園は、ぐるっと外周すれば2キロにもなって、一帯が木々に囲まれ、しかもイベントごとがなければ人もまばらにしかいない、穴場の散歩スポットである。 最初見つけたときは、そんなに広いのに貸切すぎて寂しくもなったけれど、それでも無心で散歩できる空間を有り難く歩いた。 中年になり、引っ越し

          公園の再開発について

          小説作りの半年間

          昨年の八月に小説を書き始めてから、半年になるけれども、大体週三〜四で、一日三時間〜六時間と言うルーティーンもできてきて、それなりに続けられていることに、今書いていて気付く。それだけで自分にとっては喜ばしいことだ。楽しいと思って続けられることはそう多くはない。ただ、それに今気付くいて喜んでいるということは、どれだけこれまで「書かなきゃ」と一人で焦っているのだろうと思う。私は基本的に焦っている。 小説を書くに当たって、言いたいことはたくさんあって、それを核に大雑把にストーリーを

          小説作りの半年間

          紫式部、宇宙人の時代

           紫式部は、日本書紀がよく分かっている、という、一条天皇からの口コミ付きで宮中に入った初日に、女性達に嫌われて嫌味を言われまくってしまい、一度家で数日凹んだ後に、「自分は一という漢字もわからないの」と天然キャラを装って、物語を書けと言われたら「わからないけれどこんな感じかしら…」と言いながら書いたらしい。書けばよくて、やり方は嫌われさえしなければ求められなかったとのこと。  なんか、今生きてる我々にもよく分かる僻みあるあるみたいなもので、結局何千年経っても人類の悩みはあんま

          紫式部、宇宙人の時代

          「小さいおうち」中島京子

          ブックオフで調達したこの本と共に年越しをした。 中島京子さんは文学賞関連を調べたり読んだりしているうちに、選評する方だと知ってから一冊読んでみようと選んだのだ。昭和初期の話なので失礼ながら古臭い文化形式などの内容なのかな、なんて思いながらも読み始めたら、案外どんどんと読めて面白かった。この先ネタバレが入ります。  主人公の女中タキの語りが、イメージが湧くような躍動感があるし、品良く律儀な性格が表れていて読んでいてとにかく心地いい。  そして、東京大空襲のときの一般市民がど

          「小さいおうち」中島京子

          かなわなければ可笑しい

           新年になったら、noteを始めようと思っていた。  三ヶ日が終わり、"note始め"しようとしていた今日、会員登録を済ませるとさわかみ投信さんの「未来に向けた夢」についてというお題が目に入り、これは初めての投稿にぴったりだと思って書かせてもらうことにした。実は昨年末頃から、触れるメディアと息が合っているようだった。ほぼ見ないテレビを付ければ有馬賞出走からゴールまでの躍動するレースをピッタリ目の当たりにしたり、あまり期待していなかった購入本を読み終えたら、選んでよかった、と思

          かなわなければ可笑しい