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Special Thanks !(みんなのフォトギャラリー)

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みんなのフォトギャラリーから、みあんご!が撮影した写真を選んで使ってくださったみなさんのノートをまとめています。ありがとうございます!
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2020年8月の記事一覧

日本の内ゲバは鎌倉幕府から(3)-比企能員の変は北条時政のクーデター-

第3回でございます。 過去第1回と第2回をまだお読みいただいていない方はこちら(↓)から さて、前回は、鎌倉幕府の内ゲバ第1回である「梶原景時の変」を取り上げました。そこで私が非常に疑問と申し上げたのは「梶原景時に本当に謀反の可能性があったのか」でした。 景時は 「御家人の中には鎌倉殿を廃して、御舎弟殿(千幡/後の実朝)を次期将軍におつけしようと企む者がおります」 と将軍頼家に言上しています。この内容は讒言であったため、彼は鎌倉を追放されるわけですが、なぜ、彼はこのよ

経営組織論と『経営の技法』#131

CHAPTER 6.2.1:変革型リーダー I.プラン(①戦略的ビジョン、②環境探査・理由づけ)  変革型リーダーの行動の特徴は、次の6つの点に整理することができます。  1つ目は、戦略的ビジョンを持ち、それを浸透させることです。組織や部署の魅力ある将来像やビジョンを提示するだけでなく、やはりそれを自分の部下たちに浸透させることも含めて行うことが大事になります。そのためには、戦略的な課題を提示することや、目標を明確にすることなど、焦点をはっきりさせることが必要です。曖昧な夢や

読書日記(1冊目)『街道をゆく42三浦半島記』司馬遼太郎

『街道をゆく 42 三浦半島記』 (朝日文庫)を読みました。 言わずと知れた、司馬遼太郎の紀行文の傑作です。ほとんどが鎌倉の話で、最後に少しだけ横須賀・日露戦争・海軍が出てくる。 本棚にあるこのシリーズは、 36巻の「本所深川散歩、神田界隈」 と40巻の台湾紀行です。 先日、李登輝さんが亡くなったというニュースに触れて、そういえば司馬さんと対談していたなと思い出し、ああ久しぶりに読んでみたいなと思い冒頭の三浦半島紀が近くのBOOKOFFで売っていたという経緯でした。

メールを通じて「読者のことを考えて書く」ことを考える

このnoteでは,より良い文章を書くためのポイントを話していきます.レポートや論文,報告書や企画書を書く上でのヒントにしてください. 今回は「何を書くかは決まっているが,どうも文章の受けが悪い」という方へ,「読者のことを考える」ということを考えます. 読者を意識する練習はメールが最適文章は読み手,つまり読者があって初めて成立します.文章を書くには,読者を常に意識しなければなりません.では,読者を意識する,とは具体的にはどうすればよいのでしょうか. 現代において,明確な読