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【時給】ファームジョブの見つけ方 in オーストラリア

こんにちは。みあっちです。
2019年12月〜2020年4月までセカンドビザ取得のためにファームで働いていました。
ファームジョブといえば歩合制の仕事が多いですが、わたしは9割以上時給の仕事をしていました。働いたファームの数は計4カ所です。
ここでは、どのようにして時給の仕事を探し出し、手に入れたのかを紹介します。


前置き

わたしはメルボルンのあるビクトリア州(VIC)から出るつもりが一切なかったので、すべての仕事はVIC州内です。農業が盛んなニューサウスウェールズ州(NSW)やクイーンズランド州(QLD)での仕事経験はありません。


実際にやったこと

※ここで述べる連絡というのは電話やテキストメッセージです。

①日系サイトで求人チェック
NICHIGO PRESS(オーストラリア全土)【1つ目のファーム・歩合と時給】
DENGON NET(メルボルンのみ/ファームジョブは滅多にない)【2つ目のファーム・時給】

②オーストラリアの大手求人サイトに登録し、時給の仕事で募集中のところ全てに連絡。(ほぼ返信なし)
Backpacker job board の Second year visa jobs
Harvest trail
Agri labour australia(経験者・長期雇用向け)
Jora(仕事少ない)
Gumtree Jobs(仕事少ない)

③ファームジョブ系Facebookのグループに参加し、時給求人情報を見つけて全てに連絡。(ほぼ返信なし)
Farm work Australia backpackers
Farm jobs Australia
2nd year visa jobs
Farm work Australia
Australia farm jobs for backpackers 
 等グループはたくさんあります

④Web検索で働きたい地名とhiring やfarm 等を入力して見つかれば全てに連絡。【3つ目のファーム・時給】
大手求人サイトを利用しないファームを探し出すため。一緒にファームを探していた子がこれのプロになっていました。かなり根気が必要です。

⑤google mapでファームを探して(orchard, vineyard, apple 等検索)見つかったところ全てに連絡。

⑥直接ファームに訪問
※COVID-19の影響がある内は訪問できません

⑦ファーム経験ありの友達やファームで知り合った人に聞く。
4つ目のファーム・時給】
これが1番確実で良いと言われていますが、1番難しいです。最初からは無理です。ファームをしていくうちに、と考えていた方がいいと思います。
基本的に日本人は良いファーム情報を教えてくれません。頼りになるのは台湾の子。めちゃくちゃ優しい上にファームやファクトリーの情報をたくさん持っています。そういったコミュニティが出来上がっているからです。その上、その情報を見ず知らずの出会ったばかりの人にも教えてくれる超絶優しい心の持ち主が多いと感じました。ギブアンドテイクのギブがすごい。そういう人になりたい。
台湾人がファームにいたらそこは優良ファームと言われるくらい情報も確かなものが多いです。
※だからといって頼りすぎや、情報目的だけで近づくのは違うと思う。その人の時間を奪うのだから。

ちなみに、大きな日本人コミュニティはありません。


良い仕事を得るために必要なもの

(足があればどこへでも行ける・車所持が条件のファームも多い)
行動(とりあえずリサーチ・連絡)
どんなところでも生き抜く力(徐々に勝手についてくる)
どんな仕事もできますという態度を示す(基本仕事は選べない)
めげない心(返信はほぼこない・すぐに仕事は見つからない)
常に探し続ける(仕事を得たからといって安心しない。明日から始まるはずだった仕事を前日クビになった経験あり)
タイミング(どうしようもできないけど後から振り返ってみると、タイミングがよかった、運がよかった、と思うことが多々ありました)
できるだけコントラクターを挟まないファームを探す
ファームの求人には何種類かあり、(1)直接(2)コントラクター通す(3)オーストラリア公認の求人サイト、の3つが主です。多いのは(2)なのですが、コントラクターと言われる人は労働者をファームに紹介することでお金を得ているので良いことしか基本言ってきません。要注意です。

*仕事を得たあと
長くいる(長く働いている人の方が信頼を得て、良い仕事にもつきやすい)
ファームの人(仕事の裁量権を持っている人、マネージャーやスーパーバイザー)と良好な関係を築く


時期

ファームに行く時期は選んだ方が良いとは思います。わたしは仕事が多いと言われている夏の期間に行きましたが、結局仕事探しで苦労しました。
中には、1年中ファームをしている人もいます。時期によって違う州に移りながらファームをしたり、ずっと同じファームにいる人も。大きいファームに入ることができれば3、4か月仕事を得ることもできます。サードビザを求めて6ヶ月滞在する人もいました。

セカンドビザを狙うなら、入国後すぐにファームへ行けばよかったなと思いました。わたしは入国後半年経ったあとくらいにファームに行き始めたので、日数が取れるかどきどきでした。

特に非常事態宣言が出てからは、新しい人の雇用をファームが行わないようになったので、できるだけ日数には余裕があったほうが確実に良いです。何が起こるか本当にわかりません。


補足

歩合でもなんでもいいという人、日数だけ稼げればいい人、ただ経験のためにファームがしたい人は、通常、NICHIGO PRESSで十分見つけられます。
※COVID-19の影響で2〜4月はこれも困難でした。

日系サイトでもFacebookでも日本語の求人があるファームには日本人が多いです。日本人が多いところはあまり良いうわさを聞きません。歩合レートが悪いのに、ビザの期限が近いから、お金がないから他に移れないとか、他のファームも同じだろうと思って一生懸命働いてしまうとか。Noと言えない国柄なのをいいことに使われてしまうようです。なんならファームの求人で、日本人も多く働いているからおいでよ、と言ってくる人もいます。そういったところはやめたほうがよさそうです。
すべてのファームがそうとは限りませんが、ひとつの基準にしていました。


まとめ

良い仕事が得たければ行動するのみ、という結果に終わりました。
わたしは自分には体力がなく、何かしらのピッキングやパッキングが飛び抜けて速いという自信もなかったので、時給の仕事を探し続けました。
その結果、やはり人に助けられました。2つ目のファームで出会った人たちと3つ目のファームにも行き、彼らのおかげで生き抜くことができました。彼らに出会っていなかったら本当に諦めていたと思います。きっとファーム生活が辛すぎて。
また4つ目のファームの情報は、友達の友達の友達の友達が教えてくれました。ここまできたら赤の他人ですが、本当に助けられました。どこでどう繋がっているか本当にわからないです。人の繋がりを大切にしていこうと改めて思いました。


実際に働いたファーム情報はこちら!


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