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エンジョイ家づくり

朝、半袖では寒くに寒くてカーディガンをはおって朝ごはんを作って食べた。
相変わらず営業日よりも早く目覚めてしまうお休みの日。子供の頃から、学校の日は眠いのに、休みの日の朝は眠くない。

観光客が増えて来たわりには店頭自体はそれほど忙しいわけではないのだけれど、これからのあれこれのための段取りがやたらと忙しい。シュトーレンのオファーが次々とやってくるし、ふるさと納税のこととか、責任がのしかかってくる感じだ。
それだけ見込んでいただいているってことだから、ありがたいこと。

並行して「家づくり」の方も着々と進んできた。昨日はキッチンを決めるために大阪某所へ行き、ほぼ決定してきた。ステンレスのシンプルなやつだけど、なんやかんやとこだわっていたらまぁまぁええ値段になってしまった。でもキッチンだけは元を取れるほど使うし、ここからまた何かを生み出せる自信はある。
お店も含めて自分のキッチンを持つのはもう6箇所目だ。潰れるまで使ったオーブンは10台は超える。次のオーブンはどうだろ?また潰れるまで使えたら最高だな。

自分が食べるものはほぼ毎食作ってるし、お店で売るものも作っているけど、自信があるわけではない。「私はとっても美味しいと思うんだけど、どうかな?美味しいって思ってくれるかな?」という不安はいつもある。だから続けてられるのかもしれないけれど。
「できないかも?な私」と「やれるわたし」が共存してる。作り始めたら「やれる私」100パーセントになれるのが面白い。自分が自分に憑依する感じ。
役者さんの感じと似てるかな?インタビューの時はシャイなのに役に入ったらめっちゃすごい!みたいなやつ。

とにかく、たべものづくりと文章書きは私の大切なアウトプットであり瞑想でもある。いいねって思ってくれる人ありきなんだろうけど。
水泳はそうだな、河童のお皿を濡らすやつみたいなもん。河童のお皿が乾くと死んじゃうもんね。
そんなふうに自分にとって必要なことをやっていったら生きていけるはず。と長年生きて来て実証している。この先もそう信じたい。

そのためには、削ぎ落としていくことが必要、時間はどんどんなくなっていってしまうからね。面倒なことからは目を逸らさずに、可能性があるかどうかは見極めて決着をつけていくこと、そうやっているうちにクリアになってくるものなのだ。

大阪からの帰りに、家になる予定のところに足場が組まれているのを見にいった。
うぉー!キッチン決めてる間に同時進行で進んでいることに感激した。
太陽があると草花が育つように家づくりをエンジョイしよう。とわけのわからんこと(自分の中では繋がっている)思うのであった。

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