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昨日の話の続き

昨日さらっと、もしかしたら閉店するかもとnoteに書いたけれど、♡いいねの数のわりには反響があってびっくりした。「読んでいる人は少ないだろうから、ここだけの話をこっそり教えちゃお!」って思ったけど、読んだ人がほぼみんなコメントくれたのかな?

そもそも家を作ろうと考えたのは「こういうことが起こり得るだろうから「それ」が起こる前に自分の拠点をつくっておかないと!」と思ったからだ。

38年前に一人で始めたミアズだけれど、今は何人かで支えているお店になった。一人でやっているときに比べれば掛け算のようにいできることが増えてくる反面、それぞれの人が重要になってくる。
離婚をきっかけに、手伝ってくれていた旦那さんがいなくなったかわりにベイカー(パンをやける人)に来てもらってレシピを伝えて量産できるようになった。
でもパン作りというのはなかなか体力のいる仕事。長時間労働になるので今の労働基準では雇うのは不可能な職種でもある。

なので今の現状、大手のベーカリーは工場で作った冷凍生地を焼き上げるだけなので、バイトでもできるようにしているし、小さなパン屋さんはオーナーが自ら焼くので何時間働いても問題はない。

今の私のお店の規模はどっちつかず。それでもパンを焼きたいという人に教えては辞められを繰り返した。もう無理かなと思ったけれど、数年前に募集したとき、ワケアリだけど、腕はまぁまぁいい人が雇用ではなく、請負として焼いてくれることになった。

とりあえず、ミアズの首はつながったのだけれど、今回、その人がまたワケあり状態に戻り、ちょうどパンが焼けるスタッフが独立することも決まっていたので、もう無理やなって思った次第。

10年くらい前までは自分で考えたパンを自分で焼いていたので(純度100%)パワー度が半端なかったのか、虜になってくれるファン(ミアズのパンしか食べない人)がとても多かった。11時にオープンなのに朝の7時から待っている人もいるくらい。今は数名(私の感覚では)を残して、ミアズのパンがなくても大丈夫なファンの人たちなのでもういいかなと思える。

その究極のファンの人にくらいは、落ち着いたら焼こうと思っている。
新しい家にオーブンも入れることだしね。

でも世界観はパンじゃなくても伝えることができるので、違った方法でアプローチで発信はしていくつもり。どんな形になるかはまだわからないけれど。

まだホヤホヤの情報なのでどうなっていくかは全く未定。

まーしかし、家を建てると「何かが起こる」ものだ。私は生きているし、みんな元気だ。お店を処分するのは面倒だけれど、今までに起こった数々の事件に比べたら軽量級の出来事なので、へっちゃら。それよりもワクワクの方が多いかな。
何が起こるか自分でも楽しみなのである。


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