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プログラミングワークショップとは?

私たちmiavitaではワークショップの手法を用いたプログラミング教育を、小学生向けに行っています。今回はそのプログラミングワークショップについてお話させていただきます。

なぜ、プログラミングとワークショップなのか。

2020年のプログラミング教育必修化を受け、東京近郊でのプログラミング教室の数は増えています。多くのプログラミング教室がある中で私たちはどのようなプログラミング教育をしていくのかをmiavitaは考えました。それは、ただプログラミング言語を覚える、技能を習得するだけでは子どもたちの体験として勿体ないと感じたからです。そこで私たちが注目したのはワークショップでした。ワークショップでは1人で学ぶのではなく、複数人で同じ目標に向かって合意形成のプロセスを学んでいく体験型の学び方です。プログラミングを技能として習得していくプロセスにワークショップの学び方を入れることでコミュニケーションの練習や他者との相互理解を深めていくことを取り入れることにしました。

プログラミングワークショップ

実際のプログラミングワークショップでは3人から6人のグループワークで行います。その中で意見を必ず抽出するようにプログラミングワークショップのプログラムを設計しているため、各グループの中で多くのコミュニケーションの練習が生まれます。コミュニケーションのプロセスで生まれたプログラミングという成果物を各グループで発表し合い、そこでディスカッションを行います。それぞれの考え方の違いを認め合い、相互理解を促進します。グループワークの開始から発表までのプロセスを授業の終了時にこの時はどう思ったか、どうしてこうなったのかを振り返り(リフレクション)を行います。振り返り(リフレクション)を行うことで、プログラミングワークショップの体験を記憶として定着させていきます。

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