見出し画像

【30歳未経験・ディレクター5ヶ月目】転職を考えているあなたへ現場の声届けます


30歳で転職するということ

社会人経験ありの未経験は気合いが必要です。すでに社会人経験を積んでいるだけに、固定概念がついており新しい環境に馴染むことに難しく感じる部分があります。

私が入社してまず壁を感じたのは教育環境でした。「自分で調べること」「自分で学ばなければ教えてもらえない」ことでした。
これまでの業界や職場では、教えてもらって当たり前、教えてあげて当たり前でした。
しかし、今の環境は教わるよりも、自分で調べてやってみるが基本で私にとっては新しい環境でした。

例えば、会社のルールはnotionにまとめられており、自分で見てPCなど設定をやってくださいと初日に言われました。入社してすぐで、何がまとめられているのかもわからず、些細な疑問を聞くと「notion見ましたか、書いてますので」と言われてしまい。(確認不足の自分が悪いですw)

当初は一見風通しは良さそうなのに、直接聞くことはダメなのかな、、とも考えてしまいました。けれど数日いれば、なんとなくルールがわかってきて「はいはい、これはnotion見るんでしょ」「notionに書いてなかったので教えてください〜」と周りとも連携を取れるようにはなっていました。

それは案件に対しても同じようなことでした。
誰かが何かを前もって教えてくれることは基本なく、自分で先を見据えて考え質問する環境でした。だからこそ、周りの先輩方が私に何をどこまで求めているのか不透明でとにかく「やりすぎ」と言われるぐらいまで行動することを心がけました。

参考を集めておいてほしいとお願いされたら・・・
バリエーションの幅を持たせて数多く
なぜ選んだのか、簡潔に記載する

ワイヤー引いてほしいとお願いされたら・・・
見せ方のバリエーションを持たせたパターンを用意
フォントの大きさ、マージンなど基礎的な部分はマストで抑える
見出しやリード文などは「ダミー」ではなく実際に入りそうな言葉を入れる

そんなこんなで、もっとこうしてほしいと周りから言われることは現状少ないように感じます。もちろん経験や知識の不足で、最初は時間かかりまくり&不十分なものばかり量産してしまっていましたが、周りの先輩にチェックしてもらう時「Aはまあ良いけど、Bは微妙〜」と比較してなにが良いのか良くないのかをフィードバックもらうことで次に繋げられることもありました。

またバリエーションを持たせて用意しても認識相互があったらいけないので、早い段階で確認してもらいアドバイスを求めるようにすることで無駄のない業務ができるように意識しています。


結論、社会人経験ありの転職は「今までこうだったのに」や「前の会社では」が頭につきますが、そんなこと取っ払って潔く学ぶ姿勢を持てる人こそ成長できると思います。


私は少なからず「私だったらこう教えるのにな」が最初めちゃくちゃ多くありました。けれど、直向きに向き合って、歩幅を合わせることで3ヶ月目あたりからそれっぽくは馴染めています。
新卒や社会人歴が浅いわけではないので、状況把握さえ的確にできれば、あとはスムーズだと思ってます。
また「これぐらいできるよね」の期待値も転職組にはあると思います。
なので手取り足取りやってもらわずとも、自分でやり抜けるんだという反骨真も多少は必要なのかもしれません。

ディレクターとして最初にしたこと

企業のよって業務の幅はそれぞれですが、私の会社では「企画・設計・進行管理」など企画提案〜いわゆるクライアントとクリエイターの架け橋になることをメインでやっています。

入社してすぐは既存の案件に入れてもらいました。
デザインが80%ぐらい固まっている案件や、定期的に更新の入る案件のMTGに入り、とにかく議事録を取りまくりました。

特に誰に何かを言われたわけでもないですが、とにかく状況を理解するために自分で議事録を取るのは後々見返せる点でも理解を深められます。
また社内の人は聞き漏れて「あれなんて言ってたっけ」となった際にも
回答でき、新人感は緩和されるかも。気持ち的に。
最初にできることは小さなことからなので、時間に余裕もある程度あるはず。

頼まれごとは120%ぐらいで返すことを意識して「webに関しては未ですが、他はできますよ」感を出せたら良いなと密かに思っていました。
そのために大切なことは時間ではなく質です。

「求められている期待以上の成果を出す」ためには結果なのです。
これはクライアントに出せないよとなったものはどれだけ時間をかけたものでも業務として成果として認められない。
なので、目的を理解して、わからないことは理解できるまで最初は質問して認識に相違の無いように進めることを心がけていました。
特にディレクターはコミュニケーションが必須スキルです。
物怖じせずに、進むことこそ、成長の近道なのでは無いかと思っています。

クリエイターとの距離感

ディレクターはディレクター目線でのデザインや実装のチェックをしなくてはなりません。
最初はプロのデザイナーさんのボードに素人の私がチェックを入れると聞いてかなりビビってました。
が、ディレクターはあくまでも構成や使い方などクライアント目線で、どう感じるのか指摘できたら良いとアドバイスいただき、ここは今修行中です。
見えにくい、わかりづらい、使いづらいは指摘しやすく、依頼しやすいです。自分でも「ここの背景は○色にして、見やすくしたいです」など細かく指示できる箇所は問題ありません。

ただ「構成通りなんだけど、なんか違う」がものすごく厄介なのです。
自分でも細かな指示ができず、でもこれでクライアントに提案しても納得感得られにくいだろうなが葛藤です。

一緒にやるデザイナーさんの歴にもよりますが、ベテランの方なら「ちょっと高級感を出したくて」みたな抽象的な言葉でも十分意図を汲み取ってデザインしていただけるかもしれませんが、歴が浅い人には細かく「黒と金色ぽい、高級感を出したくて〜」と指示をしなければ、何度も修正をしてもらい時間が倍以上かかることになります。

ここは参考のデザインをとにかくインプットしまくって、こんな感じでお願いしますと提案できたら理想系だと思っているので、やはりサイトレビューは欠かせないなあと感じています。
なにをどうしたらもっとクライアントの依頼に寄り添えるのか。
デザインの言語化がきちんとできれば、プライベートで自分がデザインする時の役にも立つと思っています。

転職後、どんなことをしているのか、なにが大変でなにが求められるのか、私が転職活動中に知りたかったことを書きました。内容は大したことないですが、その大したことないことが大切なのかななんて思っています。
Xでも転職活動のご相談を最近DMでちらほら受けますので、誰かの参考になれば幸いです。


PS:これまでに携わった案件はこんな感じです。

アパレルサイト改修
ECサイト改修
アプリ系改修
大型サイト改修
定期更新サイト(コーディング含む)
コンペ参加
パンフレット
診断コンテンツ含むサイト改修
代理店案件(数件)

がっつり進行しているものもあれば、一部対応のものもありまだまだですが
幅広く経験させてもらえているのかなーと思っています。

この原稿を下書きのまま保存してて、今は半年以上経過していますw
ほんの数ヶ月ですが、いろいろ変化もあり、学びもありましたので
それは次の記事で・・・・

よければ、フォローお待ちいただけると嬉しいです☆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?