見出し画像

Z世代の強みを活かす、管理職がZ世代にお任せすべき仕事

皆様
 
こんにちは!コザワです。突然ですが、私の母は40歳を越えてからマラソンに目覚め、世界6大メジャーマラソン(ベルリン、ニューヨーク、ボストン、東京など)を全て完走し、42.195kmを3時間30分で走ります。先日も71kmマラソンに出て、60代の部で1位になったという報告が来ました。。。

そんな母からはよく「反省はしても、後悔はするな」と言われており、私自身、何かやらかした時も、いつも、この言葉を励みに、「やっちまった…。ここからの学びは?次にどう活かす?」と考えてこられたな、と感じています。ちなみに、私は、全くの運動音痴です…。フルマラソンなんて絶対に無理だし(5kmが限界)、球技や陸上なども、全部無理。唯一好きなのは、ダイビング・スキー・ゴルフだけです。(上手ではありませんw)
 
はい、というわけで、今日は、「Z世代」の続編です。
以前、「Z世代のマネジメント」について、noteを書きましたが、反響をいただいたので、今日は、「Z世代の強みを活かす、管理職がZ世代にお任せすべき仕事」について、書いていこうと思います。
 
前回の記事はこちら
https://note.com/micakozawa/n/n1b6ebb30b1e7
 
では、行ってみましょう~\(^o^)/
 
 

改めて、Z世代とは?

Z世代の年齢

Z世代の年齢に明確な定義はないようですが、一般的に1990年代半ば(もしくは2000年代序盤)以降に生まれた世代を指します。2022年現在で、概ね10代前半〜25歳くらいまでの若者がZ世代です。

Z世代の特徴:慣れ親しんでいるSNSによる情報の拡散効果

Z世代の人たちは、インフルエンサーのSNS投稿を見て商品を購入したり、自分の買ったものをSNSでシェアしたりすることも多く、「媒介者」の役割も果たしていると言えます。
例えば、週末、友人と食事に行くとします。あなたはどのように調べますか?私は、食べログをチェックして、「新宿×焼き鳥」と入力し、検索をかけて、駅からの程よい距離感と値段、評価を見て、電話を掛けます。最近は、食べログさんのことも色々とありますが…。
ところが、Z世代は、Instagramを開き、写真の羅列から、「あ!ここの焼き鳥、すごい美味しそう~!」と思って、フォローし、他の人の写真も眺めて、お店を決めていくでしょう。Instagramだと、写真やコメント、掲載の数や頻度などを考慮して、瞬時に良し悪しを判断できるらしいです。また最新の情報から、混雑状況もある程度予測もできるようなのです。イマイチ、私はその感覚が分かりませんが、これからはSNSで物事を検索する時代になることを考慮し、私たちもマーケティングを行わないといけないですね( ;∀;)

インターネットが変える様々な構造

 音楽アーティストについても見てみましょう。コザワ(現在36歳)が中学~高校生の頃は、安室ちゃんやミスチル、モンゴル800などが流行っていましたが、CDを買うのが当たり前。もしくは、TSUTAYAなどでレンタルして、MDに焼き付ける、という時代でした。娯楽もほぼTVしかなく、HeyHeyHeyやミュージックステーションなどが流行っており、ファンクラブに入ったり、ライブを見に行ったりするのが当たり前でした。学生にとっては、結構な出費だったので、音楽を聴いて、ファンになるのも一苦労、という時代でした。
しかし、今はどうでしょう?YouTubeが当たり前になって、アーティストも無料で音楽をバンバン流す時代。アップルミュージックで音楽を解放。驚いたのは、ライブに参加した時に、「録画OK!SNSシェアOK!」としているアーティストも多い、ということ。
アーティスト間の比較であったのが、今では、TVを見る若者がすごい勢いで減って、YouTubeやSNSを見る時代。アーティストだけではなく、一般のユーチューバーやSNSを見て時間を過ごすことも多くなり、発信をする誰しもが、ユーザーの「可処分時間の取り合い」になっています。
昔のアーティストは、1曲CDを出したら大きな収入だったのが、今ではそうはいかず、非常に非効率的なアーティスト活動となっているので、大変ですね。。。。

Z世代に、お任せすべき仕事:SNSの運用

上記の通り、Z世代はデジタルネイティブです。小さな時からスマホが傍にあり、家族や友達とのやり取りはLINE。情報収集はSNSです。そんなZ世代だからこそ、電話に対しての抵抗感はとてもあるようです。いきなり自分の時間が奪われ、瞬発的に言葉を紡いでいかないといけないような電話。私なんかは、「電話の方が早くない?」「電話の方が、気持ちが伝わることない?」と思ってしまうのですが、Z世代にとって電話は、どうやら苦痛のようです。。。。
だからこそ、SNSの運用はおそらく、お手の物です。企業として、SNSを運用されている人たちも多いと思います。Z世代に、SNSの企業アカを運用してもらうミッションを与えるのは、効果的だと思います。
 

▼企業として、SNSを通じて、何を発信していくのかを決める

(A)広報の種類:企業広報、事業・サービス広報、採用広報
(B)SNSを使う目的、ターゲット、目標(いつまでにどうなっていてほしいのか)の設計
(C)SNSの種類:Twitter、Instagram、TikTok、YouTube、note… 

上記のABCが決まれば、あとは任せてしまいましょう!もちろん、会社のブランディングに影響するので、途中経過はきちんとモニタリングした方が良いですが、おそらく、動画の編集も、スマホでチャチャーとやっちゃうと思いますし、画像のチョイス、装飾などもセンスよく実行すると思います。
 

▼SNSの種類とターゲットとの親和性

そして、更に効果を狙うのであれば、SNSの種類とターゲットとの親和性を意識することです。

(D)ターゲットはZ世代に近いような年齢
(E)SNSの中でも、Twitter・Instagram・TikTok

やはり、ターゲットが広すぎたり、40-50代の人だったりすると、Z世代もなかなかイメージが湧きづらいので、20-30代ぐらいをターゲットとしたことを発信してもらうと効果的です。
また、(E)のSNSは、日常的に使っているかつ、編集が簡単ということで、運用に慣れるまでの期間も短いでしょう。
 

ニットのZ世代が運用するInstagram

ニットでも、最近、採用目的でInstagramを開設したのですが、どうにも上手く運用ができず、苦戦をしておりました。。。そうしたところ、新卒1年目のメンバーが、「私、やりましょうか?」と主体性を光らせ、現在、センスある形でInstagramを運用してくれています

・採用目的なので、投稿は会社の色んな人をデイリーで発信
→情報源は、わざわざインタビューするのが大変なので、ホームページのメンバー欄情報
・ストーリーに、日報をあげる
→新人は、社内で日報を書いて発信することになっているのですが、それを社外に公開しちゃおう!ということで、発信しています

Instagramを新人が担当し始めて、まだ1カ月足らずですが、最近、このInstagram経由で、ニットへの応募者も出てきています。まだまだフォロワー数はこれからですが、確実に、着実に成果が出始めています。
 

 
いかがでしたでしょうか?
SNSに関して、私はTwitterの住人ではあり、文字だけで発信することにすごくやりやすさがあるのですが、Z世代ならではなの感性で、SNSを運用してもらうことで、企業アカが爆発することも、夢ではないかもしれません。
 
本日は、以上です!最後まで読んでいただいて、ありがとうございましたm(__)m
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?