見出し画像

ヒカリエのトイレの動画広告を見て考えたこと。

渋谷ヒカリエで女子トイレに入ったら、液晶画面がついていて、そこから動画が流れてきてちょっとびっくりしました。

で、そこで流れてきたのは、NPO法人フローレンスの「誰ひとり取り残さない社会へ」という、シングルマザー支援の呼びかけ。

私もシングルマザーなので、こういう呼びかけは、大変ありがたいことだと思いました。

↑100%同じ動画ではないと思いますが、こういう感じのものでした。

「誰ひとり取り残さない」というのは、SDGsの理念ですね。

つまり、シングルマザーは「取り残されている存在」だと思われているわけです。

実際そうかもしれません。貧困率は50%を超え、生活するのも大変ななか、子育てをひとりでしなくてはならない母親が多いのですから。

動画広告ではシングルマザーやその子どもを取り残さないための温かい呼びかけがされていますが、でも、まず最初に、彼女らを置き去りにした存在がいます。それは誰か、ということです。

それは、彼女らの元夫です。
日本では、養育費の未払いが7割を超えるという異常事態が起きています。
年収500万円以上の父親でも支払わないという調査結果もあります。

支払わなくても罰則がないということも大きな問題ですが、
父親自身、支払わないことによって自分の元妻や子どもが困るということに思い至らないのだろうかとニュースを見るたびに悲しい気持ちになります。

まず、父親が元妻や子どもを置き去りにしたという事実。
それはシングルマザーが社会から取り残される大きな原因となっていることは、間違いありません。

韓国などでは、養育費の支払いについてもしっかり決めないと離婚することができません。日本もこのように法律を変えれば、困窮するシングルマザーは減るのではないでしょうか。

誰一人取り残さないために、小さな一歩から。
まずは、大切な人を置き去りにしない社会になってほしい。
私はひとり、トイレの個室の中で考えていました。

今、Kindle Unlimited本を作ってます。
「シングルマザーが観た、シングルマザーが出てくる映画20本」です。
シングルマザーについて少しでも知っていただければと思って作りました。

もうすぐ配信予定です!

(気になるネット関係の出来事を108投稿するチャレンジ中・DAY8)




この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

いただけたサポートで新しいモノやコトを試し続けていきます。