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呼吸とわたしのはじまり

呼吸って普段は無意識に働く機能なので、日常的にはあまり俯瞰的に向き合うことって少ないですよね。
でも、呼吸は私たちの感情をとても正確に反映してくれたりします。

喜怒哀楽によって、それぞれ違ったリズム、長さ、深さを無意識に使い分けています。

人間の呼吸は、興奮すると浅く、速くなって、
リラックスしてる時は深く、ゆっくりになる。

これは、主に交感神経副交感神経の働きによるものとされています。

ヨガで言われる瞑想および呼吸法というのは、そこをまず念頭においた上で
心を鎮めるにはどんな呼吸がいいか。
活力を高めて体を温めるにはどんな呼吸がいいか。
などなど、違った呼吸法を意識的に取り入れることで、ココロを整えられる手段として推奨されているわけです。



さて、前回綴らせていただいた ウェルネスにハマったきっかけなるものの中では、割と赤裸々に私の妊娠生活を語らせていただきました。

今日は、これに関連して出産という経験から学んだことをシェアしたいと思います。


前回の記事の通り、色々乗り越えてきた妊娠期を経て
夫の支えもあり、無事に予定日の翌日に息子は産まれてきてくれました。

まず一般的に、陣痛から出産までは常に壮絶な痛みとの戦いになるものだと思いますが、実は私の場合、少し違いました。

陣痛で病院に入った時は夫は付き添えなかったので1人で帰っていただきw
私1人で陣痛室にこもっていました。

もちろん痛かったです。

でも、どこかで目にした 呼吸を制するものはお産を制す! というのが頭にあって、毎日やっていた瞑想(呼吸)法を使って、痛みに合わせて副交感神経を優位にすることに集中しました。

パンデミックということで、助産師さんも様子を見に来るのが最小限で、特に何かしてもらうこともなく、でも様子を見に来るたびに 大丈夫だね〜!それにしても呼吸がうまい!その調子! と褒められてw  
その言葉に励まされて、我が子にちゃんと酸素が届いて、苦しむことがありませんように!という一心で乗り越えました。

陣痛の波が短くなってきてまもなく、今度は呼吸が安定的にできなくなるレベルになって、でも初産の私にとっては、どこが止めどころ?で助産師さんを呼ぶタイミングなのかわからなくてw しばらくそのまま呼吸法で耐えながら、どこかで俯瞰的に観察していたら、あ、これってもしかしたら いきみ ってやつもしれない、、と気がついて、ナースコール。

内診後に、助産師さんに分娩室に移動するけど、まだ産めないからもうちょい耐えてねと言われて、おお。。😅と思いながら、必死に呼吸に集中しました。

そしていよいよ、いきみもピークになって再度ナースコール。
ようやくGOサインをもらって、本格的に出産になりました。

陣痛のリズムに合わせていきんでー!と言われて頑張りました。

降りてきてるよ〜と言われながらも、返答する余裕もなくてとにかく我が子に酸素を。。という想いから、必死に呼吸に集中していたら、突然お産中に痛みが消えたんです・・・

私の中で、悪阻の時のことと重なる部分もあって “あ、まただ😳“と思っていました。(詳細は前回の記事をご覧ください)

そして次第に眠気に襲われて、波が落ち着いてる時に目を閉じて寝ていました。

助産師さんも、心拍脈拍こそしっかり見てくれていたけど、そのまま寝かせてくれてw
ついにそんなことを繰り返していたら、息子が産まれました。

助産師さんから、あなた、本当に初産?まるでお産のプロだわねー!と言われましたw

私にとっては、改めて瞑想や呼吸法の凄さを実感するまたとない機会でした。

お産って神秘に包まれていて、いまだに現代医学で解明されてないことってたくさんあるんですよね。
でも、私が自分の体験から感じたのは、呼吸を制すれば、お産どころか、人生を制する!って言っても過言ではないかもしれないってこと。

少なくとも生活にうまく取り入れることで

  • 人間関係の改善

  • ストレスレベルを自分でコントロールできるようになる

  • 前向きな気持ちになる

  • 酸素が多く取り込まれることで、健康面での改善にもつながり得る

などなど、可能性は無限大に・・
私自身もまだ体験したことのないベネフィットだってたくさんあるはずです!

実際、私も今3歳児の子育て中。
時にはヨガも瞑想もできずに終わる・・なんていう日がまだあります。

そうすると、やっぱり特に翌日の朝には、体や精神的に違和感を感じたりします。

いつもより少しイライラしやすかったり、頭が重く感じたり、生理痛が重くなったり・・・。

いやはや、ほんと人間の体って面白いです。


現在、私は瞑想法のアライアンスを取得中です🧘‍♂️
もっと色々深く知って、ここでもシェアしていけたらいいなと思います♡

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました🙏

Micco

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