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天才

こんにちは、まいけるです。

「天才」

一見、よさげな意味の言葉です。人を褒める時、ついうっかり使ってしまいそう。

「すごいじゃん!天才やね!」

しかし私は、できるだけこの言葉は普段使わないようにしています。とあるゲームのキャラが、「天才は負け犬の作った言葉だ!」と言ってて、それをカッケー!w…って思ったからです。

ああ、理由が厨二病w。
ちなみにこれだけでどのゲームのどのキャラかが分かる方は、天才です!(つかっとるやないかw!)

きっかけはゲームでしたが、「でも確かに。」と思いました。
天才は英語に訳すと「genius」が妥当かと思いますが、どうも日本語の「天才」は少しニュアンスが違うように感じます。

相手をとりあえず「天才」って言っとけば、「相手が特別だから自分が劣ることは当然」という理屈になります。

まあなんて卑怯な言い訳でしょうw。
自分の工夫や努力が足りないことは棚に上げ、相手のやってきた努力や想いを踏みにじる。思えばとんでもない言葉です。
もはや相手をすごいと思っているのかどうかも怪しいものです。そもそも相手と比較している時点で、自己肯定力の欠如やんけ…!

…私も大概、ひねくれてますねw。

この世に天才はいない

……と私は思っています。
仮にいるとするならば、それは恐らく人間ではない別の種族ですw。

人間の身体のつくりは、ほとんど変わらないといわれます。遺伝子レベルでも個々の違いはほんの零コンマ何%の世界です。みんなほとんど同じ。

ということは。

私も大谷翔平と同じことができるかもしれないということですね。(えらい大きく出たなw!)
ただ、私と彼とでは思考や行動、努力がてんで比べ物にならないだけ(だけw…?)です。

大谷さんは、天才でもなんでもない。それだけのことをしたからそうなった。ただ、それだけなんだろうなぁ、と思います。奇跡でもないはずです。

そういえば「奇跡」も天才と同じような使われ方をしますね。ん〜、ここまで来ると、言葉そのものがヘンな使われ方をしてて不憫です。

私が心酔wするバンチキの藤原さんだってそうです。彼こそ、努力を積み重ねての今があり、いまだにその歩みは止まっていません。それは私が彼を好きな理由でもあります。
彼がもし「天才」だったら。私はバンチキのファンになんてなっておりません。天賦の才といったチンケなもので、あの素晴らしいリリックの数々が生まれたとは到底、思えないのですw。

一歩づつ、確実に

「槍を持て。俺達は、一歩づつ進んでいくしかないんだぜ。」

冒頭のゲームキャラが、続けて言うセリフです。
まじカッケーなぁ……w。

隣りの人をうらやんだって、何も始まりません。まずは自分ができることを、やる。私のオリジナルソング「スモールギア」にもそういう想いを込めて作りました。

最初はうまくいかない。やり方を知らないから、当然です。このnoteだってそうですよね。
それで次に、うまくいっている人の、真似をする。何が違うのか。とことん、間違い探し。
毎日がトライアンドエラーの繰り返し。これを、楽しめるかどうかでしょう。

私たちの基本スペックは皆、ほぼ同じです。一歩づつ、確実に。歩いた分だけ確実に、道がつながっていく。ただ、それだけです。ある意味そこには、感情すら無いのでしょう。
行きたい場所があるのなら、ゆっくりでもいいので自分の足で歩いていく。私はそうありたいと思います。
言い訳やましてや人のせいにするなんて、カッコ悪いですし、何より自分が楽しくないです。

この一歩が、未来につながる。そう思うと、ワクワクしてきませんか?
今日も誇りある一歩を大地に刻みつける。

この世に天才など、いないのだから。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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