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パートナーの駐在に伴い、カリブ海に面したとある国で子育て奮闘中。子1人大人2人のなんて…

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パートナーの駐在に伴い、カリブ海に面したとある国で子育て奮闘中。子1人大人2人のなんてことない暮らしの悲喜交々。ほぼ育児日記です。

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小さなかわいい人と一緒に暮らしている

昨晩娘が熱っぽく、測ってみると38.5℃。本人はいたって元気で食欲もあるが、鼻水がすごい。麻黄湯を飲んで寝かせたところ、今朝にはすっかり熱が引いていた。鼻水はまだ出る。念のため、幼稚園はお休みにすることにした。 私が洗い物や洗濯をしている間に、娘は何か黙々と作業。数分後、「みて!はなびだよ!」と言いながら大量にちぎった色とりどりの折り紙を部屋中にぶちまけた。綺麗だった。 月一のものでお腹がだいぶ痛かったので、ちょっとソファで休憩するねと声をかけると、わたしもーと娘。まず娘

    • きんがくがもらえるその日まで

      先日の寝かしつけ時、絵本ももう読み終わって電気も消し、その日にあった出来事などを話し終わりさあ寝ようおやすみ、と言った後のこと。 娘がおもむろに喋り出した。 「もっとおねえさんになって歯がなくなったときにまくらの下においておけば、マリポサ(蝶々)がきてその歯とこうかんして、きんがくをおいてくれるんだって!」 西洋諸国では、抜けた乳歯を枕の下に置いて寝るとTooth Fairyという妖精がやってきて、コインやプレゼントと交換してくれるという言い伝えがある。 どうやら娘はよ

      • プリンセスになりたい、その気持ち

        こないだの朝、やってしまった。どんなふうに言葉をかければ、どんな態度をとれば良かったんだろう。 娘の通うスクールで、好きな物語の登場人物の格好をして投稿するイベントがあった。アニメでもいいわよ、と先生。ハロウィンみたいな感じらしい。 そこで私は手持ちの物で済ませようと、「魔女の宅急便のキキの格好をしよっか」と提案した。 娘はその時「でもそれは、ハロウィンの服だよ〜?」と言っていて、実際ハロウィンのときに別のイベントで着たんだけど、それはスクールのみんなは見てないから、「

        • 色々なことばを知る喜びを

          夫のSiriのおできが再発した。可哀想に。歩くのもままならないおSiriのおでき。その痛さは計り知れない。 朝ごはんを食べながら大きなあくびをした娘が、「ねむりがまだのこってたみたい」と笑う。ねむりがのこってた。とても可愛い。 語学学校へ行く時、車のクーラーが壊れた(ちなみに中古車)。温風しか出ていない。1週間前に車を修理に出して、クーラーの調子が良くなったばかりなのにな…。窓を開けて走った。 サイドミラーに映る私の顔を見て、バイクに乗った何人かが「Chino〜(中国人

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        小さなかわいい人と一緒に暮らしている

          4歳のままごととワイングラス

          鼻水がなかなか良くならない。スペイン語のレッスンの間もずっとズルズル出ていて、先生に申し訳なかった。今日もオンライン授業にすればよかった。 帰り道でものすごい渋滞に巻き込まれ、ものすごいマナーの悪い運転に何度も遭遇してとてもよろしくない気分になったので、何か気分の晴れる音楽を流そうとApple musicを漁る。と、おススメにきのこ帝国の2012年のアルバム『渦になる』が。そういえばちゃんと聴いたことなかったなと再生すると、めちゃくちゃに格好良いロックでクラクラとしてしまっ

          4歳のままごととワイングラス

          娘の描く絵の1番のファンでいたい

          今朝も目覚ましが鳴っても起きられず、夫が起き出す気配でなんとか起きた。理想は5時くらいに起きてストレッチやらをじっくりしてお茶をゆっくり飲んで、それから6時に娘を起こしたい。現実は5時45分くらいにボヤボヤ起きて、顔のむくみを最低限とって、なし崩し的に朝の諸々の支度に入ってしまっている。 出かける間際、夫と2人して盛大に娘を叱ってしまった。いつも朝ごはんを食べ終わってから家を出るまで、支度が終わっていればテレビを観ていていいよと言っているのだけど、時間になってもなかなか止め

          娘の描く絵の1番のファンでいたい

          「ちょっと待ってね」を言わないと決めた日

          昨日、娘の通う幼稚園から「明日は教師の研修のため、学校はお休みです」という旨のメールが来た。この国のお知らせはいつだって唐突だ。 そんなの数週間前に決まっているでしょうに…もっと早く知らせておくれ…。なんて嘆いてもしょうがない。実際、昨日突然決まったなんてこともあり得なくはない。 私の貴重な自由時間よ…と一瞬は思ったけど。いい機会なので1日とことん娘に付き合ってみよう。 最近娘に「ちょっと待ってね〜」ばかりを言っている気がした。彼女もそれに対してムッとした表情をしたり、

          「ちょっと待ってね」を言わないと決めた日

          こどもの世界とおとなの世界

          先日、娘が初めて夫のオフィスを訪れる機会があった。 少し前から夫の仕事(というか、日中どこに行っているのか)に興味を示すようになり、「おしごとのところはどこなの?」「いってみたい、中にはいってみたい」という事をずっと言っていた娘。 IKEAに行くついでに夫に仕事で必要なもののお遣いを頼まれたので、娘を誘ってオフィスに届けに行くことにした。 娘に「行く?」と聞くと、「いくー!!!」と即答。「たのしみ〜」と遠足にでもいくような様子で、幼稚園で作ったバレンタインの制作物も持っ

          こどもの世界とおとなの世界

          愛と友情のバレンタイン

          2月14日の朝。娘を幼稚園に送りながら、今日はやけに可愛らしい色の服を着た人が目に入る。そうか、今日はバレンタインだった。 この国のバレンタインは、「Dia de Amor y Amistad」つまり「愛と友情の日」。 愛するパートナーにはもちろん、家族、友人、同僚など、日頃生活を共にする人たちに愛と感謝を伝える日、ということらしい。 14日の週には幼稚園の各クラスの前にポストが置かれ、親は自分の子供に、そして子供たちも手紙を送りたい友だちに手紙を書いて送ることが出来る。

          愛と友情のバレンタイン

          カリビアン入院記 : 4日目(退院)

          前日の点滴は痛くなかったけれど、なんだか目が冴えてしまって12時過ぎまで寝付けず。 やっと眠れたと思ったらやはり2時過ぎくらいから、咳き込んではうとうと、咳き込んではうとうと…の繰り返し。 あ〜、もう5時か。そろそろ採血の人が来るかな。そう思って更に寝付けなかったけど、ついぞ来なかった。もう白血球の値もだいぶ下がったから、採血は無しなのか。 お決まりのコーヒー•紅茶が運ばれ、そして朝ごはん。 トーストは口の中の水分全部持って行かれる系で、ふた口食べるごとに咳き込んでしま

          カリビアン入院記 : 4日目(退院)

          カリビアン入院記 : 3日目

          夜中2時半ごろからゲホゲホが止まらず、まともに寝られない。採血スタッフが部屋にガチャっと入ってきて、もう5時なのかと気がつく。全然寝てないぞ…。 7時ごろまでゲホゲホしたりうとうとしたり。母親から電話出来る?とLINEがあったが、眠すぎてちょっと放置してしまう。 8時ちょっと前にコーヒーと紅茶。持ってきてくれる女性スタッフ(たぶんかなり若い)が、あなた日本人?と。そうだと答えるとニコニコしながら、手を振って出ていった。 朝ごはんも到着。 クロワッサンは…正直今まで食べ

          カリビアン入院記 : 3日目

          カリビアン入院記 : 2日目

          比較的ぐっすり寝ていたところ、部屋の電気をバチッと付けられびっくりして起きる。採血の人が入ってきた。寝起き即採血…キツい…。電気を消して去っていく。朝5時。 しばらくうとうとするも、咳き込んでしまうので起きる。窓が無いから外が明るくなってるんだからどうかも分からない。 日本の母親とLINE通話。 7時45分ごろ、小さなカップに入ったコーヒーと紅茶が出される。どちらも激甘。紅茶はシナモンのようなスパイスの香りがする。案外好き。アニスの紅茶らしい。 8時、朝ご飯到着。水色

          カリビアン入院記 : 2日目

          カリビアン入院記 : 1日目

          風邪をこじらせた咳にしては、何回も嘔吐するし呼吸もつらい。 そこで夫の会社の健康管理員さん(HAさん)に状況を、かかりつけ医に連絡してもらう。もちろん土曜なのでそのドクターは病院にはいないのだが、まず検査した方が良いねと検査指示書を送ってくれた。 街中にはいたるところに検査専門クリニックがある。家から1番近いのは、娘の幼稚園の目の前。車で5分。夫に娘を任せて運転していく。しかし、ドアが開かない。少し前まで平日土日ずっと開いていたそこは、土曜12:30まで、日曜休みに変わっ

          カリビアン入院記 : 1日目

          カリビアン入院記 : 前書き

          事の始まりは1月末にかかった風邪。 それは前回の投稿の時で、熱は2日ほどで下がったのだけど、咳がちょっと残るのが気がかりだった。 その発熱の日からぴったり1週間後の先週火曜、また首の後ろがゾクゾク、凝り固まってきたな… と思ったのも束の間。あっという間に再発熱。 これは、いけない。あってはならない事態。 だってその前日から週末まで夫は海外出張。いないのだ。家に大人がわたし1人しかいないのだ。 自分の体調不良+ワンオペ=詰んだ。 詰んだ、という言葉を人生で初めて使った。

          カリビアン入院記 : 前書き

          体調を崩して気づく 子の成長

          久しぶりに熱を出した。 30代も後半になって思うこと。この歳で38℃以上の熱が出るのは非常に、辛い。 今回は鼻水が出てきたな…と思ったら胸の辺りが詰まる様な感覚があり、これはマズイと思って寝ていたけど、あれよあれよという間に熱があがり、頭もガンガン痛い。 昨日は娘の幼稚園のお迎えになんとか行った後、エンドレスでテレビを見せながら、私はソファで屍になりながら、なんとか時を過ごした。 今日は夫が送り迎えをしてくれ、午後は在宅勤務で合間で娘の世話もしてくれたので、心置きなく1

          体調を崩して気づく 子の成長

          書くこと、読むこと、考えること

          最近わりと調子がいい。私も、娘も。 身体の調子ではなくて、心の調子のこと。 といっても、ここ1週間ちょっとくらいの事なんだけど。 きっと生理が終わった影響もあるよな〜と思いつつ(産後の私のPMSはそれまでと比べようも無いくらい酷く、もろにメンタルが崩れる)、それでも、なんか今までの生理後の穏やかさとはちょっと違うような、私と娘の間にそよそよと穏やかな涼しい風が吹いているような。そんな風に感じる1週間だった。 この1週間でこれまでと何か変わったことあったかな…?と考えて、す

          書くこと、読むこと、考えること