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フランス人の約半数が年に一度は銀行口座がマイナス?

“découvert bancaire” は銀行口座の残高がマイナスになっている状態です。
フランスでは約47%の人が年に一度は口座がマイナスになる “découvert bancaire” の経験があり、この割合は過去3年間ほぼ横ばいで、最近のインフレにもかかわらず変化がないとのことです。

口座がマイナスになる原因の約24%は単に不注意から生じており、アプリなどで口座の残高をきちんと管理していれば避けることが出来るケースだったそうです。不注意であっても、口座がマイナスになれば高額な手数料を銀行に支払わなければならず、何度も続くと最終的に大きな支出になるので注意が必要です。

マイナス上限は銀行口座取引契約に規定されており、以下の手数料がかかることがあります。

autorisation de découvert(許可された口座マイナス範囲内)
→利子(Agios)と手数料

dépassement(許可された口座マイナス超過分)
→Forçage(強制的な支払い)の手数料、Commissions d'intervention(介入手数料)

これらの条件や費用は銀行によって異なりますので、銀行口座取引契約で条件を確認することが大切です。


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