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それは有毒である どこにでもある そして、永久になくならない 有機フッ素化合物PFAS汚染

#消された水汚染 #PFASは南極と北極海氷からも見つかっている


【それは有毒である。どこにでもある。そして、永久になくならない】


「#永遠の化学物質(フォーエバーケミカル)」と呼ばれる物質、#有機フッ素化合物 #PFAS

近頃ようやく東京新聞にて連日報道されるようになり、事象自体は全く嬉しいことではないが、一般的に浸透してきたことは良いことである。


沖縄県でのこの水汚染に引き続き、東京・西部の多摩地域でもこのPFAS汚染の実態が拡がり、一番の汚染の原因として米軍横田基地から流れ出た消火訓練の際に使用する泡消火剤が最も強い汚染源として疑われている。


必読

実際に2012年11月に3000リットルものPFASが米軍横田基地から流出した、と英国人ジャーナリストのジョン・ミッチェル氏が情報公開請求した資料をもとに報道されている。


ですが、そもそもこPFASとは、わたしたちの生活に密着している物質である。

焦げ付かないフライパンや炊飯器、ファーストフードの包装用紙、撥水加工の衣類などなどなど‥

この物質により、私たちの生活はより便利になった。


それは疑いようのない事実である。


多摩地域のPFAS汚染

便利すぎるがゆえに人間は自らこの物質を体内に吸い込み、汚染された大気やホコリを吸うことでもPFASに暴露している、とも言われている。

だが、主要な汚染経路は汚染された水を直接飲むことです。


1950年、米国の科学者はマウスを使った実験で、PFASが動物の血液中に蓄積されることを発見した。

その後、動物実験は引き続き行われ、高濃度に暴露した動物は全て死んだ、と言われている。


米国デュポン社、3M社、そして米軍。

企業は自社製品に使用し、米軍はその耐熱性の強さから、泡消火剤に使用し始めた。


PFASは南極と北極海氷からも見つかっている。

もはや“世界中に”拡散したPFASは人々の健康に害をもたらす。


マイクロプラスチックと同様に、PFASはあまりにもさまざまな化合物を含み、環境に広く存在し、最新の論文は地球上の全ての人にリスクがあると示唆している。


PFASが環境に侵入する経路として、①工場②軍事基地と民間空港③ゴミ処理場④排水処理場、の4つ。

これらを介して土壌、大気、飲料水、食品や化粧品、ホコリ、などなどなど、数え出したらキリがないのかもしれない。


だが多摩地域のPFAS汚染としては、まず真っ先に、そして大きく疑われているのが、何度も言うが米軍横田基地なのです。

それは、前述の通り2012年11月に3000リットルものPFASが米軍横田基地から流出した、と情報公開請求をもとに報道されたのです。


東京新聞から

これ以上のエビデンスはないでしょう。


そして、「日本におけるジョン・ミッチェル」京都大学教授の小泉昭夫氏が日本におけるPFASの研究の第一人者として汚染源として挙げているのがダイキンやAGC(旧旭硝子)、そして米軍基地。


小泉昭夫氏はこう言っている。

「東京都の多摩地区の汚染源と思われる事業体は、2つの企業と米軍横田基地である。行政による汚染源の特定は、科学的に未解明な問題も含めて難渋を極めている。しかし見方を変えれば、企業や米軍は、自ら調査に協力し積極的に汚染除去に寄与する程度を解明することに協力すべき。関与が疑われる企業と米軍が汚染の実態を隠蔽することにより汚染源の特定は困難となる」と。


多摩地区は横田基地から東に向けて、地下水が流れ、PFAS汚染が拡がっている実態があると言われている。

小泉昭夫氏が話しているように、下の図に書いてあるように、もちろん米軍横田基地だけが汚染源ではないかもしれないが、数年前から汚染の原因として疑われている米軍横田基地に立ち入り調査を求めるのは当然のことです。


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