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45/1096 劣等感の秘密

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。
3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で45日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。
そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

45日目だ!ちょうど90の半分だからか、不思議と区切りの良い感じがする。毎日の継続ができない人ではなくなっていくのがとても嬉しいが、やはりどんなことでも強い決心がないと継続はできない気がする。
わたしの夫はなにかをポソっと始めると、あとは淡々と黙々と毎日続けるようなところがあって、これはあとは生まれ持った性質の違いのように思えるが、果たしてどうなのだろう。3年経たねば見えない景色を見てみれば、その真偽がわかるのかもしれない・・・・
 
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今日の話題は、劣等感について。
今日はこんなことについて考えていた。人の人生は、見方によっては劣等感との戦いだと言えなくもない。そう意識してもしなくても、きっと人は皆、自分の持っている劣等感と常に対峙しているのではないか。
 
劣等感の少しもない人が、もしかしたらどこかにいるのかも知れない。けれど、大抵の人は劣等感による葛藤を抱えているものだと思う。
そしてその劣等感が、人のものの考え方にも感じ方にも必ず影響しているのだと思うのだ。
わたしは綺麗じゃないから写真には写りたくない、とか、俺は口下手だから黙っていよう、とか、ほとんど条件反射のように取る選択や行動も含め、ありとあらゆる言動がその「劣等感フィルター」を通して決定されているのではないだろうか。
その劣等感フィルターは自己評価の中に組み込まれているのだろうけれど、わたしはこれが、個々の最大の強みにつながっているのではないかという鼻血ものの仮説を勝手に信じているのだ。

わたし自身を例に取ってみると、わたしの最大の劣等感というのは「恋愛感情にあっという間に支配されて身を持ち崩す」「社会的に通用する経歴なし」「あがり症」「始めたことが何ひとつ続かない」「長身痩せすぎ」であった。
この5つのおぞましきハイパー劣等感によって自信がガタ落ちになり、人生のあらゆる場面でその自信のない自分に見合っていると思えることばかりを選択してしまっていた。
 
しかし、劣等感というのはなぜ持つのだろう。わたしは例えば球技が不得意で、トラウマになってもおかしくないような嫌な思い出もいっぱいだが、そのことにはちっとも劣等感など湧かないのだ。
他にも、方向音痴で忘れっぽく、気が利かない、空気を読めない、などのさまざまな欠点があるが、それらについても同様に、まったく気にならない。
それらのすべてが書かれているTシャツを着て普通に街を歩けてしまう。
そう考えてみると、どうやら劣等感というのは、ただ苦手だから、ただダメだから湧く、というものでもないようだ。

わたしは先程書いたように、恋愛感情にあっという間に支配されて身を持ち崩す、という劣等感を持っていた。この性質のために前夫との生活のために何もかも振り切って身を投じてしまったため、自分の職歴はめちゃくちゃで、お仕事は何をされてきたんですか?と聞かれれば、えっと、水商売と植木屋と土木工事です、デヘへ・・と答えるしかなかった。
しかし・・これを恥リミッターを振り切って自伝で告白したところ、なぜか多くの方が楽しんでくださったのだった。嬉しかったし、信じられないことだった。そして吉本ばなな先生に出会わせていただくという奇跡にまでつながった。劣等感というのは単なる偏りを悪く見ていただけで、本当は宝物だったのだ!と思った。
 
あがり症についてもそうだ。大勢の人の前で話す時のド緊張たるや記憶が飛ぶほどだったため、あまりに追いつめられた時にひっくり返ってあがり症の克服法を見つけてしまった。現在このワークショプを準備中で、それが今の自分の最大の喜びのひとつとなってしまったのだ!!これも宝だったのだ・・
 
始めたことが何一つ続かない、これに関してもコンプレックスがひどく強かったため、とうとう自分にキレて3年の宣言で毎日投稿を始めたのだったが、気づけばそれを始めてから、このnoteで1ヶ月に10万回以上のアクセスをいただくようになって、たくさんの方に読んでもらえる喜びを知ることができた。これまでもが宝であった・・・!
 
長身痩せすぎに関しては、まだなにも見出していない・・・どういう風に宝が埋まっているのだろう。今のわたしには見当もつかないことだが、この劣等感とガチの戦いがやってきたときには、もしかしたら驚きの大どんでん返しが待っているのかも知れない・・・・・・
 
わたしのこれらの狭き経験を通して思うのは、人は劣等感によって自分のポテンシャルを圧縮しているのだということ。劣等感自体は感じるだけで辛く苦しいことではあるが、その偏りはひっくり返れば突き抜ける強みなのだ。
思い切り楽しめること、考えられもしなかった得意なことがかくれんぼしているのだと思う。
おぞましくて見たくもないような劣等感の秘密を明かして自分だけのお宝に変えるのが、もしかしたら人生の一番の醍醐味なのではないだろうか。

それでは今日はここまで。また、明日ー!!

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