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107/1096 結婚と婚活と男女のこと

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。
3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で107日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

107日目、明日はイタリアに帰国する日。せっかく日本にいるのだけれど、出かけもしないで仕事をしてしまう自分よ・・・しかし、この毎日投稿のほうが大切だから良いのだ。
明日の更新はフライト前に行うとして、問題は日曜の更新だ・・時差を計算してどこでタイムリミットが来るのかを知っておかなければ・・・!
途切れることなく続くことを祈るのみだ。怠け者らしからぬ発想だなあ!

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今日はいきなりなのだけれど、婚活や結婚について、思うことを書いてみようという気になったので、そうしてみる。
最近、複数の人とこれについて話す機会があって、ある驚きがあったのだ。

わたしが何に驚いたのかと言うと、こんなことを書いたら怒られそうで怖いのだが、結婚するのをなかなか難しいものとして見ている人がこんなにも多いのか!ということ。そこが意外であった。

わたし自身は、自分も、他の人も、たとえ何歳になったとしてもどんなスペックだろうとも、結婚というのはその気になればいくらでもできるもの、という気しかしない。そういう風に当たり前のように思ってきたのだった。

なぜか?!と考えてみて今日気がついたのだが、結婚と恋人を作ること、が自分の中でほぼイコールだったのだ。自分がそう思っているということを、はじめて発見した。両方とも、異性と関係を持つ、というカテゴリに入っていて、それらの間にほとんど差がないと思っている。

それで、これだけ男女がたくさんいたら、気に入った者同士がポッとくっつくことは望めば必ずできるとしか感じられないのだ。
そこになんの障害があろうというのか?あるとすれば、それは相手に自分の恋心とまったく関係ない、結婚のための『条件』を設けているから、もしくは自分には魅力が足りないと思っていたり、魅力がないと異性が捕まらない(言い方悪っ)と思っていて、それが邪魔しているだけのように思う。
自分ひとりの判断で定義している「魅力」なんて、他者には通用しないように思うのだがどうだろう・・・

わたしは、男女は恋心だけでくっついていいと思う。それで付き合ったり、同棲したり、事実婚になったり、結婚したり、過ごし方はいろいろでいいと思うけれど、条件としては「恋心」だけでいいと思うのだ。
もし給料が低いから嫌だな、と思うなら、それは給料が低いことが問題なのではなくて、そんなことで冷めるその気持ちが「恋心ではなかった」ということなのではないだろうか。

それと、恋心の湧かない相手と、ご縁があったから結婚する、これもいいと思う。そこまで結婚というものに対しての自分の割り切りを優先できるのなら、潔いと思うのだ。

何が言いたいのかと言うと、恋だけで結婚するもよし、恋じゃないものでスパッと結婚を優先するもよし、どちらも自分の一番大事な感覚をきちんと一番優先していると自覚することが大事だということだ。

恋もしたいし、それが結婚に向かっていると最初からわかるもので、かつ相手がこちらの結婚のための条件を満たした相手で、リスクもなくトントン拍子に結婚が決まり、結婚生活にもなんの問題も起きないようにする、ということを望んでいると、それはなかなかうまくいかないだろうと思う。

だって、わたしが思うに、結婚とはそもそも自分と相手がそれぞれ持っている問題、しかも最も葛藤し、最も辛いと感じる問題がバッチリ浮き彫りになるものだから。
この結婚というものを、問題の起きない相手と行い、一生の幸せの保証に使おうというのがもう無理がある。
ちゃんと、一番見たくない問題を見ることになるようになってるから、それなら気楽に、好きっていうだけで一緒になってもエエのでは?と思う。
社会生活については、好き同士ならなんとかなるものだもの。

好きになる相手って、まず大抵、こちらの一番の弱点と向き合うハメになる相手だ。これを無意識に避けている人は、恋心が湧くのを自覚なく抑えてしまう。だから、好きな人ができない。誰かを心から好きになることができなかったりする。

恋人を作ったり結婚したりするとき、無意識にはそこに問題が現れるのを歓迎していて、自分の問題と向き合ってもいいよ、と許可しているということだ。これを恐れていると、人に惚れる代わりに、一緒にいるための条件をいっぱい作ってしまう。

自分が自分の問題と向き合うのが怖い人は、自分を愛せずにいるのだろう。だからこそ相手が自分をいきなり愛してくれて、出会ってすぐに結婚を心に決めていてくれないと嫌だったり、デートを完璧にプランしてくれないだけで愛情を疑ったり、それなりに奮発したプレゼントをくれなかったら心配になったりするのだと思う。もう条件だらけ!

でもいちばん大事なのは、相手の気持ちじゃない。
相手の結婚願望でも結婚観でもなければ、勤め先や職業や給与額や貯金額ですらない。そんなものはいくらだって変わる。本当はすべての人の人生に、いかなる保証もないのだから。
突然病気になるかも知れない。突然事故に遭うかもしれない。突然ヘッドハンティングに遭って給料が上がるかも、気が変わって転職するかも、他に好きな人ができて離婚するかもしれない。それをどうやって縛れるというのだろう。一寸先は闇、その点においては世界中のすべての人が同じだと思う。

だとしたら、大事なのはなんだろう?
わたしは、その時自分が相手と一緒にいたいかどうか、これに尽きると思う。
そこさえ満たされていたら、それでいいじゃないか。それだけじゃ足りない!と思うときは、もう大して好きじゃないんだ・・・だから離れたっていいのだと思う。

わたしは2度結婚したけれど、どちらのときだって、片足をひざまずいて指輪をくれたわけじゃないし、結婚前に素敵なデートをプランしてもらったこともなかった。そんなドラマや映画で見るようなことをしてくれたわけではないし、デートではわたしもよくお金を出した。奢ってくれるかどうかとか、それで相手の本気度がどうとかこうとか、んなこといちいち気にしたこともなかった。けれど今、わたしが困っていれば全力で助けてくれるし、わたしが喜ぶなら大変なことを越えてやってくれる。
そして前夫と現夫と娘とわたしとで、こうしてひとつ屋根の下、一緒にいられる仲の良さだ。

どちらにも共通しているのは、わたしが幸せかどうか、わたしが一緒にいたいかどうか、わたしが自分で決めたということ。

自分の結婚の運命に主導権を握ろう!相手がどうしてくれるか、どう思ってくれているのかなんて、こちらの考えることではないとわたしは思う。
相手の気持ちは相手が決めることだ・・・相手に任せておくしかない。

わたしが今の夫と結婚したとき、きっと彼はわたしのことを大して好きではなかったと思う。でも、わたしはそれでも結婚した。
あとからそんなものは変わる。逆に、そのとき愛されていたって、それが永遠かどうかはわからないのだもの。自分の気持ちだって、どうなるかわからないじゃないか!

婚活を頑張っている人は、自分のワガママをちゃんと見つけてあげよう。
相手の気持に一喜一憂しているよりも、まずは自分がどうしたいのかを知ろう。
この人と居たい!と思うなら、相手が自分を愛していようがいまいが、その人であることには変わりない。つべこべ言わずに一緒に居よう。
ほら、すでに望みは叶っている。なんならそこで、相手に礼を言おうではないか!!

結婚がしたい!と思うなら、誰でもいいから結婚すればいい。結婚の望みは叶っている。

誰かと相思相愛になりたい!と思うなら、結婚の条件なんか取っ払ってただ恋に溺れればいい。それで望みは叶っている。そこには年収なんか関係ないじゃないか。

相思相愛の人と結婚したい!と思うなら、どっちかひとつを先に叶えればいいと思う。
まず恋に溺れる。結婚のことを考えずに、だ。相思相愛になったなら、一緒に生きる道を考える際に結婚を視野に入れればいい。
もしくは先に結婚を叶える。相思相愛のことを考えずに、だ。結婚したら、愛し愛される努力をすればいい。

全部をいっぺんに叶えようとするのをやめて、一旦自分の一番欲しいものを叶えると、その先に進むと思う。
それと、今のステージをまったく壊さないで次のステージに移ることを望んでいてもただただ行き詰まったままで動きがない人は、そんな都合のいいことを言っていないで、今の自分が怖くてできないことをしよう!

で、ここまで書いてきてアレなのだが、わたしは女性はワガママでいいと思う。でも、ワガママになるには、先に裸になる必要があると思うのだ。

わたしはこんなこともできません、わたしはこんなにワガママです、わたしはこんなに勝手です、ということを先に見せる。これナシにはワガママになどなれやしないからね?
それから、なにか助けてくれたり喜ばせてくれたら素直に感謝を表現すること。

自分はワガママなんか言っていないし、無理してでも迷惑かけないようになんでも自分でやっているし、文句も言わないしできるだけ彼のためを思って動いて、相手に頼ることはないからケチのつけようがないはずで、ついでに相手が勝手に尽くしてくれる、ということは非常に稀で、まずなかなか起こらないと思っていい・・・
男性は、何をして欲しいのかを伝えてもらえないとどう動けばいいのかわからないし、動いたときにそれで嬉しかったのなら喜びを伝えてもらえないと、相手を愛せないし関係に喜びを見い出せない生き物である。

だからわたしは、女が先に愛して女が先に裸になって、女が先に嫌われる覚悟を持つのが自然だと思っている。男の先導を待っていると、身体に苔が生えてしまうぞな。

つまり、恋や結婚がうまく望み通りにいく女性は、きっと男に期待よりも信頼を持っている人。
こちらが頼まなくても男の方からあれもこれもするべきよね、と期待する女は、男に嫌われる。
何も期待はないけど、この人きっと人を喜ばせたい人なんだ、と信じてくれて、何が嬉しかったのかを伝えてくれる女には敵わないと思う。
というか、わたしが男なら後者を選ぶ。期待をする女のところからは一目散に逃げるであろう。

長々と書いてしまったが、ミユさんはどうやって男性と良い関係を築いているのですかと聞かれることが多いから、ついでにあれこれ説明してみた。

まとめてみると、わたしが言えるのは、先に裸になれ、くだらんプライドを捨てろ、嬉しかったらそれを隠すな、という3ポイントのみである!

先に裸になれって、肉体的なことではないからね、念のため・・・!
弱みを見せるってことね。自分はちゃんとして弱みを見せないでおいて、男の方に先に弱みを見せろと言っても多分無駄である。
男の人の弱みなんて、暴こうとしたり追求したりしないに限る。気づいていても、相手を丸ごと愛する良いきっかけに使わせてもらうだけにしよう。

わたしはむしろ、弱さこそが男の色気だと思う。男性は、本当は喜びたいのに、または本当は怖いのに、カッコつけて知らんぷりしていたりする。
男はその点において好きな女の前で永遠に嘘つきだと思う。女も気づかないふりをして嘘つきであればいい。
そういう男性のヒヤヒヤしたやせ我慢などは、わたしには超セクシーなものに見える。
そう、女は内心そこまでエロいのがいいと思う!男に強さを求めている間は、まだまだなのよ❤

というわけで、今日は結婚についての長いつらつらであった。
結論が、内心はエロい女が最強、みたいになって焦りつつも、もういいからこのまま投稿だ・・・!!
そ、それでは、また明日!!











毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)