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東京五輪ぴっく感染

どうしてもやりたいみたいなので、日本でこれから年末にかけて起きることを予想してみた。ただ単に年末に「ほらね!」と言いたいがためにここに記す。

海外からの招かざる客人たちが来る。でもその前に日本国内、日本選手や関係者、ボランティアやアルバイト、一般ピープルに起きることを経験者として予想してみる。すでに2ヶ月前を切っているオリンピック。なんだかんだと言い訳したりこっそりとだったりでテスト大会を行ったりしている。しかしこれらは知る限りでは国内大会よりも国体よりも高校総体より全日本中学や全日本小学生ま大会、通常の国内リーグ大会よりも規模が小さく、どちらかといえば練習試合の域を出ていない。そしてまだ代表選手すら決まっていない競技すらある。

万全の準備と素人が会見で述べたところで本大会における実施要項は数パーセントしか経験できていない。トイレの数が足りないなら競技場壁際で済ませればいいかもしれないが、そこに感染者、発病者という緊急事態も加わる本大会はボランティア・アルバイトや指揮系統、現場対応の鈍さで一気に競技種目ごとのクラスター発生とともにパニックは広がるのは目に見えている。「人工呼吸器がそこの壁に備え付けられているので・・・救急車を呼び応急処置を」などというマニュアルも通用しない事態を想定もテストもされていない。だが安心して欲しいのは大会が行われる前、すなわちそろそろではあるが、選手や関係者への強制ワクチン接種が始まる。そこでまず6月中に1回目本大会がツモる可能性もまだ残されている。

各地で問題になったワクチン接種会場、これは選手や大会関係者は赤羽にある『味の素』冠の日の丸合宿施設で施行するので非常に楽で何ら問題はない。本大会までの残り期間を逆算して2回の接種をするのであろうから接種による副反応変異以外は問題は出なさそうである。ただ医療従事者に多くみられた接種2回目での発熱や体調の崩れは本大会に影響を及ぼすであろうから必ず各競技団体とも予備役、補欠が必要となってくる。それ以上の副反応、最悪の事態とはいえ起こっても不思議ではない日本代表選手の突然の予防接種による死亡は一般人の接種者のように隠すに隠せずに世間に衝撃を与えることとなる。ただ首相や官房長官、丸川なにがしや橋本聖子は「想定内で問題ありません」というであろうから補欠選手の繰り上げは喜ぶべきかこの場は乗り切ってしまうのかもしない。

代表選手に課せられた最初の難関、強制ワクチン接種。これをまず受け入れなければ選手は日の丸をつけて大会に出場は出来ない流れである。強制接種を拒否すれば死亡リスクそのものは下がるものの東京五輪自体は開会式前にそこで終わりを迎える。しかし大会出場を辞める事によってそれ以降の競技選手生命は確実に延び、感染リスクも一般人レベルに戻ることが出来る。

ボランティア・アルバイトに至っては、全員受けさせると発表はされているものの、2回の接種を受けさせる手間や時間、強制的に指定された場所に出向かせなければいけないので、全国から集まるボランティア・アルバイトへの接種は現実的ではない。結果半数以上は接種なしでの従事になるであろうから彼ら彼女らへの死亡リスクは減るので大会まで感染しなければそれぞれの五輪を楽しめる事となる。そして憧れの大会会場でツモる。ただ選手も彼らもワクチン接種したからといって感染しないとは誰一人として言ってはいない。

選手村周辺ですら感染は街中に広がる

これまでのオリンピックでは選手村への入村はお金のない団体やアマチュア選手ら個人に限られ、トップアスリートは会場アクセスの良いホテルに宿泊をする。もちろん世界各国のメディアは彼らよりももっともっと庶民的なホテルに宿泊して食事も観光もする。VIPやスポンサー関係は高級ホテル、高級店での感染対策お目付をすれば良いが、メディアの人間は普通に旅行客のような行動をするのが通常である。自国の選手、有名選手が出ない時間は全員、そうでなくても交代で街に繰り出すのが普通であり、これで街中に溢れる発生源となる。人数は最低3万人分のリスクが発生する。彼ら彼女らは競技場で選手達や大会関係者、スポンサー関係者だけではなくボランティア・アルバイトにも必ず接しなければ仕事は出来ない。それに街を行き交う一般ピープルを考慮するとすでに無限の人数と接触している。73億円をアプリ開発に費やしても追跡など出来るはずもない。

かたや選手村ではコンドームやコカコーラはあるものの、お菓子や酒類、コーラ社以外の飲み物はないので近くのコンビニまで確実に毎晩出かける。日本のお菓子は海外選手も大好物なのでその散歩は気分転換にもなるのである。

最寄駅の勝どき駅周辺は選手がウロウロしているためにそこに住む一般住民とも接触するであろうし、選手見たさに他の地域からもそこに集まるであろう。選手村にも門番はいるものの、警備会社のアルバイトに英語力を求めるのも酷で、選手が出かける際にも「ノーノー!!」と言うのが精一杯、実際に外出を止める手立てなどはない。しかも出入りで体温を測ったところで何の役にも立たないが「検査やってますよ!」ということが大切だと思っている人々にはそれすらわからない。稼ぎの9割をピンハネされたアルバイトは言われたことしか出来ないのは当たり前の事なのである。

大会関係者や観客の感染、選手の存亡は五輪スポンサーの新聞テレビがダブルスタンスでネタにするのであろうからいずれも五輪の恩恵なのであろう。ただオリンピックの後にはパラリンピックがある。基礎疾患を持った方々が選手である。それらはやはりオリンピック以上に考えられてはいない。腫れ物に触りたがらず、オリンピックのことは語ってもパラリンピックのことは語りたがらない。パラ選手の中には必ずサポートと一緒でないと日常生活すら出来ない選手もいる。そこまで考えられているとは思えない。オリンピックが感染大会になった後には行われもしないかも知れないが、オリンピック以上に死亡リスクは増えるのがパラリンピックである。それを忘れてはいけない。

普通に考えたら今現在で大会はすでに無くなっているであろうに今の政府関係者、五輪関係者、そして最もひどいのが電通をはじめとしたスポンサー関係は選手が死のうが閉会式まで突き進む勢いである。聞く耳持たずなのであろうからこのまま本大会は行われて多くの人々が亡くなったり、選手生命が途絶えたりしてもそれは彼らには関係がないのだろう。ステイホーム、競技場にも行かず、テレビも見ずにこの1ヶ月間を増えた感染リスクとともに過ごす私たちは今後の日本、日本の政治がもう少し良くなるきっかけになってくれれば少しは報われると思うしかない。

東京五輪終了後、さらに変異した新種東京オリンピック株は飛行機に乗って世界各地に広がりまた新たに2020年をやり直さなければならない。日本国内でも東京の病院に入院しないで済んだボランティア・アルバイトが全国各地に大会記念品とともに特殊変異株を持って帰る。9月からはこれまで経験がないくらいに感染者は跳ね上がり、東京五輪出場有名選手を含めて死者は増える。日本の政府はマスメディアを利用し人々の恐怖を煽って東京五輪開催の責任問題は目を背けさせられる事になる。そして政治は誰も責任は取らずに街では店は閉めさせられ、人々は外出を出来ない状態にさせられる。そこにあるのは昨年の最初の頃、街には人の気配もなく、プロ野球もJリーグも各種アマチュアスポーツもストップした昨年の日本に戻ることになるだろう。

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