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楽しみであって、必要なこと

午後の数時間を利用して、手仕事をする。

フェイスマッサージ用のごま油を作ることと、オートミール粉を使ったケーキ作りだ。

どちらも楽しみであって、かつ必要なものだ。作るのも使うのも楽しいし、自分自身のケアのために、そばに置いておきたいものだからだ。

ごま油はフェイスケアのために、ケーキはグルテンフリーのおやつとして、どちらも健康と美しさのために、暮らしの中にあってくれた方が嬉しい物なのだ。

フェイスケアのためのごま油は、「太白ごま油」といって、香りも色もない種類のものを使う。


顔と頭の皮膚トラブルをきっかけに、自分で作った石けんを洗顔と洗髪に使うようになって1年半になろうとしている。つい、2ヶ月ほど前までは、石けん洗顔でお化粧落とし(クレンジング)も兼ねていたが、あることがきっかけで、クレンジングにこのごま油を使うようになった。


そのきっかけとは、お美しい年配の方が、「クレンジングにごま油を使ってますの…」とおっしゃったからだ。その考え方の由来はアーユルヴェーダということだった。

ごま油って、どんな油なんだろう。食用や石けんの材料として、その特徴や期待される効果について既に勉強していた。
しかし、私はアーユルヴェーダに関しては素人なので、アーユルヴェーダにおけるごま油の存在って何なのか、噂程度でしか知らない。そこで、その実態を知るべく、改めてネットや本で調べてみた。ちょっと調べただけでも、ごま油がどれほど素晴らしいのか出てくる出てくる。ごま油と人との関係性にうっとりとしてしまう。注意点も欠かさずチェックする。OKだ。是非とも、この素晴らしい「油さん」と繋がりたいと思ってから、今に至る。


キュアリングしながら(ごま油を湯煎にかけ、100度近くまで熱する)、同時進行でケーキ作りだ。


オートミール粉100%のケーキは初めて作るので、SNSで下調べをしてから、想像力を膨らませておく。作りながら配合を決めていく。

ヘラで生地を混ぜ、硬さを見ながら、水分量を決める。おやつ程度のお菓子ならば、いつからか、こんな作り方になってしまった。
気楽で開放的な気分になれて、もしかしたら失敗するかもしれない、というちょっと刺激的でもあり、それがとてもいい感じなのだ。


適当な作り方だが、計量だけは欠かせない。記録をしておくことで、出来上がりの味、食感と配合を照らし合わせることができ、次回の参考になるからだ。


ケーキを焼いている間に、ごま油のキュアリングが終わった。これで今日の手仕事は完了。


ケーキの香辛料が漂ってくる。ほどほどに焼き目がついて、バナナオートミールケーキの出来上がりだ。
さて、お味はいかが?コーヒーと一緒にいただきます。



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