Essai - iste(エッセ・イスト)ライフスタイル

富士山が見える海岸線の町から。ハーバルセラピスト×調香カウンセラー×主婦。ごはん、おや…

Essai - iste(エッセ・イスト)ライフスタイル

富士山が見える海岸線の町から。ハーバルセラピスト×調香カウンセラー×主婦。ごはん、おやつ、服、石けんをつくること。ハーブを育てること。講座を開催しています■ハーブと香りの石けん作り講座■ミツロウラップ作り講座■オリジナル香水カウンセリング

最近の記事

ハードルが高いかもしれないけれど、取り入れてみると変化が期待できること〜スパイスティー〜

スパイス生活を始めてそろそろ1ヶ月が経とうとしています。私のスパイスの取り入れ方は、「お茶にして飲む」という方法です。 スパイスを取り寄せることから始まった、スパイス生活。せっかく買っても、残ってしまったらどうしよう、そんな不安があり、信頼できそうなネットショップ(レビューがたくさんあるものを参考に)で、まずは最小単位で取りそろえました。そして今や、スパイスは私の日常生活に、なくてはならないもののひとつになっています。 (1)取り入れ方 いつ、何を飲むのか、ということに留

    • 高熱!喉の痛み! 風邪の看病にとても良い植物由来のルームスプレー

      家族2人が順番に流行りの風邪に寝込みました。 寝込んでいる部屋って、独特のにおいがしませんか? 朝、換気をしても、よどんだ氣が残る… そんな時に役立ったのが、緑の薬箱から作るルームスプレーです。 手作りのルームスプレー  〜感染症で寝込んでいる家族と 看病する私のためにとても良いスプレー〜 選んだ精油は次の3つ ①ティーツリー ②ペパーミント ③ラベンダー ①ティーツリーは、菌に対して有能です。ウイルス、細菌、真菌と闘ってくれます。 薬を飲んだ人の体の氣を流すエ

      • 石を投げてみよう。たとえそれが小さな石だとしても。

        犬の散歩をしながら、耳読書をすることがあるのですが、今、聴いているのが椹野道流さんの『最後の晩ごはん』シリーズの『旧友と焼きおにぎり』です。耳覚えのまま上に引用しましたので、詳細は原文とは異なりますがご容赦ください。登場人物の二人のやり取りに、私はハッとしました。 『期待通りの結果をもたらすことだけが成功だと思っていた』のが、まさに今この私だったと気づいたからです。石も投げずに、私はただ躊躇するだけでした。希望通りの結果を得ることだけが成功だと信じていたから、動けなかったの

        • 探すと意外に見つからない

          こんばんは。 探すと意外に見つからないもの。 誰しも一度は体験したことがあるはずですが、いかがでしょうか? コサージュがそれだったので… 作ってみました。 中に黒いワンピースを着るので、黒い薔薇を。 ワンピースと同じ生地を使いました。共布を使えることは手作りの嬉しいところです。 布製のコサージュ ネットで探しまくりましたが、見つからず。実は探すのはこれで2回目か3回目か… 好みの色、形、装飾… 可愛すぎたり、似たような物だったり… 探している時間がもったいなく

        ハードルが高いかもしれないけれど、取り入れてみると変化が期待できること〜スパイスティー〜

          レモングラスでハーブ酵母を起こしてみた!

          『天然酵母』 なんていい響きなんでしょうか。 前回お伝えしたように、庭で育てたレモングラスと言うハーブを使ってハーブ酵母を起こしました。 この酵母を使って、いよいよパンを焼きます! 結果は… 失敗。 いつものフォカッチャ(ドライイースト)の半分も膨らまず 味は、ライ麦パンのように酸っぱい! 「ほんのり酸味が感じられます」くらいならまだしも、食べても食べても酸っぱいのです。 原因はなんでしょうか? そこがすごく大切ですよね。次に生かしたいから。 失敗例って、な

          レモングラスでハーブ酵母を起こしてみた!

          ハーブを育ててみたものの、どうやって使おうか?と悩んでいる人へ

          こんばんは。 何を隠そう、悩んでるのはこの私なのです。同じように悩んでいる方って意外と少なくないんじゃないかなぁと思って書いています。 前回、収穫したものは陰干しで乾かしてドライハーブに仕上がりました。 今挑戦しているのは、実は、、、天然酵母。 発酵と腐敗って紙一重でしょう? そのあたりがちょっと不安だったのですが、この便利な世の中、いろいろなところから情報を集めて、その情報を比較検討精査し、挑戦いたしました! 「ハーブ酵母」で検索するといろいろヒットしますよ。ロ

          ハーブを育ててみたものの、どうやって使おうか?と悩んでいる人へ

          「ハーブを育ててはみたものの...」と困っている人へ

          今年のレモングラスは心配になるほど大きく育っている。 ワサワサと風に揺れる。ジブリの物語の中に出てくる怪物か妖精のような風貌だ。 簡単に切れるかと思ったら、キッチンバサミが全く歯が立たない 四苦八苦とはこのこと。 それでも、両手にちょうど抱えるほどの収穫ができた。全体の10分の1にも満たないけれども。 根本の部分をほぐして、庭でシャワーをかける。 新鮮なうちに作るのは、レモングラスオイルだ。 材料は オリーブオイル ニンニク レモングラス 唐辛子 塩

          「ハーブを育ててはみたものの...」と困っている人へ

          『どうしてやらないの?』と思ったら、こんなふうに変換してみる

          お久しぶりの投稿ですが、なんと先日、noteを初めて5周年記念!のバッチをいただきました。ゆるゆるですが、これからも続けていこうと思います。辞めそうになっている方がいらっしゃったら、諦めたり放棄するのは最後にして一緒に続けていきませんか。 今日は「視点を変えること」について、最近の私の気づきから投稿しようと思います。 タイトルのように、仕事や私生活で相手に対して「どうしてやらないの?」と思うこと、ありませんか? 例えばプロジェクトにはリズムがあって、とん、とん、とん、と

          『どうしてやらないの?』と思ったら、こんなふうに変換してみる

          どんなふうに、朝、起きてる?

          ベッドにスマホを持ち込まなくなった代わりに カーテンを開けて寝るようになった。 夏至が過ぎて 昼間の時間が延びたといっても この時期の夜明けは早い。 多分(いや、経験上)4時半頃にはすでに空が白んできていて、反射が窓ガラスから差し込む。 その光で自然に目が覚めるのだ。 光が体に浸透して 起こされる時間はまちまちで 階下に降りて 私の部屋で初めて「今何時」なのかを知る。 (今日は何時かな) そんな楽しみで1日が始まる。 娘が5時起き必須の日だろうと 家族皆

          エゴ

          命は必ずしも長くはない 大切な人が倒れる姿を見ればなおさら、感じずにはいられない。 もしかしてあと何十年も生きるつもりでいる? なぜ? そんなこと、わかりっこないのに。 ある人が、正々堂々と言った。 『全て自分のエゴから始まりました』と。 それが結果、そこに集まる人のためになっている。 エゴは悪いものだ、そう思ってはいないか? その人の姿を見ていると エゴが 生きる力… 幸せ… この世での全ての原動力、源泉だって思えてくる。

          海に立つと

          海辺は波際に近づくほどに 粒が細かくなっていって 朝イチの真新しい黒い砂は 極上の感触。 犬ならば 思わず掘りたくなり 人ならば 当然のように靴を脱ぎ始める。 足指をしっかり開いて グーをして 濡れた砂をつかんでみる 重く冷たく 指先の間から砂が溢れて盛り上がる。 砂浜に立つと、からかうように 波は必ず徐々に近づいてきて足元を巻き込む。 そこに意志を感じ 「かなわないよ」と私はあっけなく降参する。 海に立つといつも不思議な感覚になる。 その懐の深さを感じて確

          お金では買えないもの

          "お金では買えないもの"という言葉があるけれど、どんなものを想像するだろうか。 豆を並べて、ふと気づく。 この中に「お金を出しても買えない豆」がひとつ、あるってことに。 1週間ずれたら... 1日ずれたら... いや、もっと過去に遡って もしあの時その選択をしなかったら 私はこの街にいないわけで... …というような、壮大な話になってしまい、頭がクラクラしてくる。 「あの時その選択をした」まさに、その時には、こんな喜びが待っているなんて、知るよしもなし。 お金を

          青が燃える

          花が終わり 人が去り 公園に静けさが戻る それと入れ替わりに ツルが伸び 青葉が一斉に萌える 緑色は癒されるって嘘。 勢いに押されて 心はただ煽られている

          18年ぶりのお泊まり

          人にはいつか別れがくる。私はお舅さんとお姑さんを見送り、大好きな叔父や、まだ還暦にも届かぬうちの従姉妹との別れもしてきた。父と母は仲良く元気にしてくれているが、順番があるとすればいずれ私が見送る時がくる。 今、実家の2階にいる。 畳の上に布団を敷き、母が昼間に陽に干してくれた羽根布団にくるまっている。 結婚してかれこれ18年、月日が経つのは早いものだ。「あなた達、初めて泊まるんじゃない?」両親は夫と私にそう言うが、私には、はっきりとした記憶がない。初めてのような気もするし

          手前味噌ならぬ手前石けん

          シャンプーバーが出来上がった。植物性の油と、植物性のバターを配合、香り付けは精油。オレンジスイートとイランイランなど数種類をセルフブレンドした柑橘系の香りだ。 石けんで髪を洗うとキュッ、キュッときしむので、それをいやがる人が多い。わかるなあ。頭から足の先まで石けんで洗うようになって一年半以上経つけれど、私も髪のきしみには未だに慣れない。 きしみを緩和するために、クエン酸やお酢を使えばリンス効果もあり、しっとりと仕上がる。やってみたことはあるし、ある程度の効果がある。けれども

          尊敬しているからこそ、25年も一緒にいられる。

          25年間、ヘアサロンでパートナーとしてやってきている二人。それぞれ、それぞれの夫なり妻なりがいる。25年、と言う年月は、当然、自分たちの婚姻パートナーとの時間よりも長く、どちらかがやめることを決意しない限り、その年月は永遠に追い越されることはない。 25年もビジネスパートナーとしてやってこられた理由は何かと聞いたら、「尊敬しているから」とアシスタントの彼女は言った。オーナーの彼は決して威張らない、とも言っていた。 サロンオーナーの彼は、その業界ではカットがうまいことで名が

          尊敬しているからこそ、25年も一緒にいられる。